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運命に導かれても、運命は自分で決めている
ナインティナインの岡村さんが結婚した。
ザ・独身、の象徴だった人。独身から卒業したことを、喜んでいる人も多いようだが、私は、彼が「愛することを決めた」その決断がうれしい。
「この人を運命の人にするんだ」と決断したこと、それがうれしい。愛の運命の中でフラフラしている私は、とても勇気づけられる。
今日昼間に聞いたラジオで、ある歌手がゲスト出演していた。
その人は超有名なシンガーソングライター。今も活躍するベテランだ。
ご本人いわく「最初は、歌や曲を作る予定はなかった」と言っていた。
さらに「表に出る予定は、もともとなかった」とも。「楽曲のみの提供で人前に出る予定ではなかった」と。
それが、いろんなこと、運命が作用して、人前に出て歌う歌手になった。そしてデビュー何十周年。(単純にすごいけど!)
今や超ベテランにもかかわらず「未だに人前に出るのが苦手」と言っていた。
これを聞いた私は驚いた。
世の中の歌手はみな、自分の歌に自信があり、多かれ少なかれ「私の歌を聞いて!聞いて!」という思いがあって、表に出てこようとがんばっている人たちばかりかと。
その中で、運がいい人だけが、世に出てきているのだと思っていた。
まさかねぇ、人前に出たくない歌手がいるなんて!
でもさ、これって、わかる。知ってる。あの類の人だ!
運命に選ばれる人☆
運命でそうなった、運命に導かれるっていうけど、その中でも
選ばれちゃう人っている!
このシンガーソングライターは、まさに、選ばれた人だった。
運命に導かれ、選ばれた人。
「未だに何でこうなったんだろうと思います」と言っていた。
何が何でも売れたい!と思っている歌手がたくさんいるエンターテイメントの世界で、望んでなくても、売れっ子になり、表に引っ張られる人がいる。
そういう人たちって、どこでどういようと、引き抜かれる運命がある。
コメントで「今後は、もう人前に出る活動を、控えて行こうと思います」と言っていた。
これからは本来のなりたかった自分に。もともと生きたかったように、生きると。
そんなに今まで辛かったのかと同情する。
世間の求める声に求めていたんだね。
それでも、運命がそう迫ってきても、人前に出ることを決めたのは、自分だ。今後をどう生きるのかを、もう隠居するのかも、決めるのは自分。
ご本人は、運命に翻弄されたことも受け入れていて、今となってはALL OKな感じだった。ご本人、わかっていたと思うが、私が感じたこと。
山ほどあった選択肢から、ここまで導いたのは自分。
だから、運命に導かれて、翻弄されて、迫ってきたかもしれないが、最終的に決めたのは自分だった、ということを忘れてはいけない。
今後も、どんなに運命が翻弄しようと、結局決めるのは自分。
運命に翻弄されている最中も、できれば「自分で決めた」と思い続けた方がいい。その方が、能動的に自分の人生を生きられる。
運命のまま流される生き方では、受動的になってしまう。
どんな運命に導かれても、結局、その運命を決めるのは自分だ。
岡村さんの結婚と、ベテラン歌手の生き方に触れ、運命について考えた夜だった。
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