一度きりのチャンスをモノにする人としない人の差
モノマネ芸人のJPさんが、話題になりました。
つい先日、ダウンタウンの松本人志さん(以下、松ちゃん)のモノマネをしたことが理由です。
◯完全再現にあっぱれ
JPさんは、番組を急遽休むことになってしまった松ちゃんの代わりに、“松本人志“として、「ワイドなショー」に出演されました。
そのJPさんのモノマネのクオリティーの高いこと!高いこと!
松ちゃんそのものでした。すごかった〜♡
YouTubeに上がっているので、検索して見ていただけたらと思います。(本当は UPしたらダメなやつですが。笑)
番組の冒頭、松ちゃんと東野幸治さんの掛け合いがあるのですが、松ちゃん=JPさん、東野幸治さん=原口あきまささんで、完全再現しました。
笑いあり、ちょっと感動もあり。
その感動というのは、イチ視聴者の私が感じたことです。
番組の大きな柱がいない、ピンチヒッターもいないという中で、名もなきモノマネ芸人さんが(←すみません)が、番組を盛り上げ、一瞬でも見事な柱になったから。
しかもその後、さらに大きな話題になり、これを機会にオファーも増え、Twitterのフォローワーが5倍に。あっという間に人気者になっていく、というシンデレラストーリーを目撃できた感動もあります。
◯これは生き方の問いだ
JPさんを見ていて思ったことは「常にバッターボックスに立てる準備をしているか」という自分への問いかけです。
『したいこと、やりたいと思っていること、それはただの夢物語ではなく、
いざ自分にチャンスが回ってきた時モノにできるように、普段から努力をしているか』
JPさんは間違いなく、いつでも打席が回ってきても良いように、自分を追い込んでトレーニングされてきました。
打つだけでなく、走る、取る、投げる、、、全般を鍛えてきたのでしょう。
普段の姿を見ていなくても、パフォーマンスを見て、その努力の量が、手にとるようにわかりました。
その点も皆が感動した理由です。
◯自分を売り込む
さらに、テレビ出演のきっかけも、松ちゃんのピンチを知り、「JP動けます」と自分からTwitterに呟いたことがきっかけだとか。
いつでも打席に立てる準備をしていたから、自信があったのでしょう。
そして、いざ現実が動けば、普段通りに。
自分には経験のないような大きな舞台でも、物怖じせずに実力を発揮。
かっこいい。私もそんな人間になりたい、と思いました。
だいたいこれまでは、機会がやってきたら→努力を始めるイメージです。
「いつかはプロ野球のバッターボックスに立ちたい」
「でも草野球しかしたことないから、いきなりは無理だな」
「今はマジで無理。今チャンスがあっても、今の自分のレベルでは無理」
「今度“本当に“対戦が決まったら、その時真面目に練習するわ」
「それまで待っといて」
いつかは…なんて言っていたら、チャンスは回ってきません。
チャンスがあるから、頑張るのではなく、
チャンスがなくても、頑張る。努力する。
人生に一度あるかないかのチャンスをモノにできる人とできない人の差はここです。
何でもかんでも頑張るのではなく、好きなことに絞って。好きなことなら頑張れますよね。
いつでもバッターボックスに立てる準備を!
私もそうありたい、そうあろうと、今回JPさんを見て思いました。