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「気が強い人」について考える

気が強い人ってどんな人なんでしょうね。
自分なりの結論が出ましたので、シェアします。


〇気付いた気の弱さ

「あの人(女)は、気が強い」という表現。

私は「気が強い方か?弱い方か?」と聞かれたら、たぶん「気が弱い方」です。

そう実感した出来事があり、

この世の中、気が弱い人って、生きにくくないか?
なんで気が強い人は、楽勝で生きいているの?

そう思ったら、自分の気の弱さが嫌いになりそうでした。

そんな自分や、自分に似た人を全肯定するために書きます。



〇気が強い人ってどんな人①

以前、仕事で下々しもじもの人間に、見られたくない!」と騒いでいる人がいました。

その方は30歳という若さで就任した、別チームのリーダー。
「下々の人間??」聞いた時に、「あぁ部下のことか」と思ったのですが、同時に

「その言葉遣い、恥ずかしいな!」を私は感じました。

でも本人は、そう思っていません。

つまり、恥ずかしいと思わない気の強さがあります。これが【気が強い人】です。


〇気が強い人ってどんな人②

また以前、社内でこんなやりとりが。
私は、食事会の参加人数をまとめる役でした。

私  「〇〇さんが、もうすぐ退職するので、うちのチームの参加は8人です」
総務 「わかりました」

→ あくる日、再度メールで

総務 「〇〇さんが退職しましたけど、きちんと食事会の人数減らしていますか?」

社長との食事会だから、間違えるな
しっかりせい!
大至急確認を求む!のメール。

私は返信
「以前にも書いた通り、〇〇さんの退職を反映させた人数で報告しています」

この場合、私が相手だったら「恥ずかしい!」と感じます。

散々煽っておいて、こちらの落ち度。「失念していました。すみません」と、恥ずかしさMAXになります。

総務は「そうですか、了解です」だけでした。

え?ごめんもないの?気が強い人は、この件を恥ずかしいと感じないんだろうと思いました。


〇気が強い人とは?結論

結論ですが
「気が強い人は、恥ずかしいと思うことの量が少ない」ということです。

他にも、
大声で店員さんに文句を言っている人
列の横入りをして、平気な顔をしている人
裏金を堂々と使う政治家(←これはちょっと別ですかね)

こちらが「恥ずかしい!」と思うことも、恥ずかしいとも思わない気の強さがあるということです。

この時代にメンタルが強いことはとても大切な要素ではありますが、

メンタルが強い、というのは鈍感でもあります。


〇気の弱い人を考える

一方「気の弱い人」は上の逆。
恥ずかしいと思う範囲が、広く敏感です。

「あの人ちょっと恥ずかしいな」も感じています。
上記の私のように。

「恥ずかしい」に発展する可能性にも敏感です。

例えば、街で人とぶつかって、気が強い人がそこで「おい!謝れ!」となれるのは、恥ずかしい範囲も狭いし、自分が恥ずかしくなる可能性を1ミリも考えていないからです。

相手が「すみません、自分に余裕がなくて。家族が危篤で」となる可能性も考えられます。

「なんか、大きい声出してごめんね」という展開は避けたいので、最初からそんな恥ずかしい場面は作り出さないようにしています。

いろんな可能性が考えられる人。だから簡単には断定しない。
そこが優しさでもあります。


〇私は私のここがすき

気が強くて、言ったもん勝ちのような世の中。
気が弱いって人生損なのかも?と思った夜。

noteの #私は私のここがすき  と言ってみたくて書いてみました。

全国の気が弱い人に幸あれ!!



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まちの哲学者
本当にありがとうございます😊嬉しくて小躍り!!💖

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