
目的を果たすための伝え方
もう少し要領がいい人間だったら、こんなに不器用に生きていなかったかもしれないと思うことがあります。
その一つが伝え方。
○伝え方が大事
例えば、同じ仕事を任されるにしても「命令口調で振られるか」または「笑顔で丁寧にお願いされるか」で全くパフォーマンスが変わってきます。
これは自分に限らず相手も同じ。
こちらの伝え方次第で、受け取る結果が変わってきます。
お互いに気分良く、より良いもの受け取りたいじゃないですか。
○例えばクレーム
商品を買ってすぐに壊れた場合、相手にクレームをどう伝えますか。
・怒って伝える
・冷静に話す
買ったばかりなのにぃ!
高かったのにぃ!
今日使おうと思ってたのにぃ!
あのさ、壊れるってどういうこと???
この怒りがフツフツと湧いてきて、腹立たしい気持ちを伝えることもあるかと思います。
しかし、この場合の目的は「すぐに新品と交換してほしい」になります。
この目的を果たすには、「冷静に話して伝える」が一番なのです。
怒りにまかせて話すだけで、相手がビビります。本当は、目の前の人をビビらせるのが目的ではありません。“新品への即交換“が目的です。
クレームは騒げは騒ぐほど余分に時間がかかり、話がこじれますし、相手に面倒くさい客認定をされ、本来受け取れるものを逃す可能性もあるのです。
○目的を果たすための伝え方
このように目的を果たすためにはどんな伝え方をしたらいいのか、考えてから話し始めるのがおすすめです。
かつては、嫌だった"あざとい女性"
男性に対して「わぁ〜♡ありがとう♡うれしい♡」
そんな態度を横目で見ながら、「この子、嘘っぽいなぁ」と以前は感じていました。
なんで、わざわざ可愛くしゃべったり、へりくだったり、下手(したて)に出るの?薄っぺらくて、気持ち悪いし、かっこ悪いと思っていました。
私はそういうことが本当に苦手で「可愛げがない」と言われることも多かった青春時代、今となっては全く考えが変わり、もっと愛嬌を振り撒いておいてもよかったな、と思います。
あざとい彼女たちは、自分の目的を果たすために、自分をどう見せるかを使い分けているのです。実に立派!
目的を果たすための伝え方はシンプル。
女優になれ。
女優になりなさい、自分は役者と思って演じればいい、という意味です。
すべては目的を果たすためなので、本心では思っていなくてもいいのです。
相手に不快感を与えない、気持ちのいい言葉を投げかける自分を演じるのです。
もちろん無理のない範囲で。
私、こんなことしたくない!と思ってやるくらいならやらない方がいいです。
これくらいしてあげてもいいよ、と余裕を持って、演じてあげるくらいが愛されるようです。私の現実も、女優になった方が、うまく行くことが多くなりました。
人生をうまく行かせるコツの一つかもしれません。
「女優になれ」は友人の言葉。
このことについては、またいつか書こうと思います。
いいなと思ったら応援しよう!
