『ファラオの密室』
『ファラオの密室』白川尚史
表紙を捲ると、そこは黄金の別世界。それがこの本の始まり。舞台は古代エジプト、神官のセティは死んでミイラにされ、冥界に行くことになる。しかし、心臓が欠けている為、審判を受けられない。3日の期限を与えられ地上に戻り、心臓のかけら探しと、自らの死の謎を解いていくという、壮大なストーリー。
古代エジプトの世界観とストーリー。さらに、しっかりとしたミステリ要素が加わることで、物語にのめり込んでしまった。ある種の古代エジプトを感じる読書体験とも言える。何より終わり方がすごくいい。“浪漫に満ちた”と言う言葉で紹介されている本書なのだが、最後まで読み終えた時には浪漫を感じ取れた気がする。
さすが2024年第22回「このミステリーがすごい!」大賞の大賞受賞作である!
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