『いままでとこれから』堀米雄斗
改めてスケートボードのことが好きになってしまった。
この本は堀米雄斗くんのフォトエッセイ。
もちろんスケートボードを知らない人も読みやすいように、専門用語の解説もついて安心できる。
本を読んで感じたのはやはり仲間の大切さ。もちろん堀米雄斗くんが沢山練習していて、スケートボードに掛けている時間なんて私なんかには想像すら出来ない。スケートボードのスキルが高いことが当たり前の世界の中で、堀米雄斗くんには良い出会いがあり、仲間が出来て、そしてファミリーとなっている。
きっと堀米雄斗くんは人を惹きつけているのだろう。
その惹きつける力には色々な要素があると思うが、その1つに“謙虚さ”があるのだ。この謙虚さは、スケーターのみならず、だれもが持つべきであるコミュニケーションのスキルなのではないだろうか。
個人的には大会で順位を競い合って、盛り上がるスケートボードも好きだが、謙虚さを持ち互いに譲り合い、リスペクトし合って、のんびりとパークで滑るスケートボードも大好きだ。
さらに読んでいて驚いたのが、皆さまもご存知の「東京オリンピック」のお話。
詳しくは本を読んでみてもらいたいのだが、やはり堀米雄斗くんも緊張したり不安になったりしていたのだ。表情には現れないので映像では分かりづらいところがあるが、心の中はとても素直で人間味を感じてしまった。
もう一つ驚いたのは、彼にはまだ足りないところがあるとのこと。今後も見たこともないトリックでみんなを興奮させてくれることに期待したい。
スケートボードのことが更に好きになりました。
ありがとう。堀米雄斗くん。
スケーターのみんなに読んでほしいし、スケートボードに関わるみんなにも読んでほしいし、スケートボードを知らない人にも読んでほしい、そんな本でした。
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