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そこまでして手に入れたくはない

観終わって、少し疲労を感じてます。

共犯者という言葉がしっくりきました。行き過ぎた愛情は執着でしかないように思えたので。言葉を選ぶなら、それかな。

妻のお金目当てで愛人と共謀。跳ね返す知恵と行動力を持つ妻。夫を手に入れるために愛人と共謀する妻。最終的に大きなお金を手に入れる夫婦。

愛人がいて、自分のお金目当ての夫。そんな人は追い出してしまえば良い。慰謝料を取ればいい。わざわざ狂言誘拐を企ててまで改心させる気持ちは分からない。裕福なお嬢様とは、そういうものなのでしょうか。

一人で寂しいご近所さんが、お金で若い男性を雇って偽装の夫婦を繕っている方が現実味を感じました。

起こる事、妻の感情には一切入り込めず。アトラクション感覚で見たら楽しめたかも知れません。裏切ったり、罪を犯したり、事実をひっくり返したり、そこまでして夫婦でいたいという事を描くのだから凄まじい。

ワインで血判、トレンディドラマみたいでした。

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