【セミナー報告】自治体職員のための公共資産活用セミナー@紫波町
リアル+オンライン併用型への変更
2022年2月22日に紫波町のオガールプラザで標記のセミナー(主催_紫波町)が開催され、まちみらいとしてはじめて協力という形でクレジットをつけさせていただきました。(更に第2部以降はまちみらい主催)
今回のセミナーはこの世界の聖地ともいえるオガールでの開催となることから、現地でのリアルにギリギリまでこだわったのですが、オミクロン株がなかなか落ち着かずキャンセルが多発したため、紫波町の皆さまの英断により急遽「リアル+オンライン」の併用型へ変更することとなりました。
セミナーの様子
会議の冒頭には、紫波町の藤原副長からご挨拶をいただき「自分も今日は本気で話します」「スカートの裾は踏みません」「職員がやりたいことは徹底的に後押しをしてやらせてみる」等、本当に今回のセミナーの趣旨とマッチングした、そして熱いメッセージをいただきました。
第一部_講演
その後、まちみらいの寺沢から「ザ・公共施設マネジメントからの脱却/まちの再編」をテーマに90分の講演をさせていただきました。
いつもの講演とは少し趣向を変えて、冒頭に3枚のスライドで講演の全体像・趣旨を伝えその後にブレイクダウンしていく方式でお話しさせていただきました。
続いて、(オンライン参加となってしまいましたが、)一般財団法人建築保全センターの池澤氏からは海外の事例やご自身が佐倉市の公務員時代、そしてこれまで建築保全センターとして関わってこられた事例を中心に、ダイナミックで心を揺さぶるお話しをいただきました。
最後にお話しされていた「小さくまとまるなよ」「せっかくやるなら楽しく」といったメッセージは、まさに「ザ・公共施設マネジメントからの脱却」のためのキーワードでしょうし、「ザ・昭和」を延々と続けていてはいけないといった根幹をつくお話もいただきました。
第二部_トークセッション
第二部では、紫波町の鎌田氏の仕切りのもと、会場・オンライン参加の方も含めてトークセッションが行われました。
ぶっちゃけ話・本音で「ザ・公共施設マネジメントからの脱却」に向けて語り合うことが趣旨だったため、(オンラインの池澤氏も含めて)会場参加の方には紫波サイダリーのホップサイダーを片手に実施しました。
どうやって覚悟していくのかや人材育成など、多様なテーマでかつ実務・経験に基づいたリアルな話の連続で、あっという間の時間が過ぎていきました。
今後に向けて
今回の企画について、試行的に紫波町の皆さまの全面的なご理解とご協力をいただき実施してみましたが、本当に気づきの多い場になったと確信しています。
今後、他の自治体でもこのようなセミナーにご協力いただけるまちがありましたら、ぜひお気軽にお声かけいただければ、それぞれオーダーメイドで企画していきたいと思います。
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