この冊子について
machimin2研究手帳に書いている内容を、noteでも一部ご紹介します。
今日は、この冊子の制作目的について。
この冊子について
私たちはみんな、必ずお腹が空きますね。お腹が空いたらどうしていますか?
ご飯は「作るもの」です。
ご飯をお腹いっぱい食べた時の、嬉しい気持ち。誰かにお願いしなくても、実はあなた自身が生み出すことができるのです。作ることは実験のように楽しいし、誰かを喜ばせることも助けることもできます。作って食べる力とは、幸せになるために必要な力でもあります。
コミュニティスペースmachimin2は「やったことがないからできない、不安だ」「お金がないからできない」ではなく、「やったことがないからやってみよう、楽しみだ」「お金がなくてもできる」と言う考え方を体験できる場として、2020年3月末にオープン。そこではさまざまな人が運営に必要な役割やお仕事を行い、その“まかない”として食事が0円で食べられる「machimin2まかない食堂」を行っています。
運営に必要な役割やお仕事とは、日常生活においても大切な掃除や部屋の片付け、お庭の世話や日用大工(DIY)、ご飯作りといった家事から、家賃や光熱費を稼ぐための商品開発・販売、場を盛り上げるためのイベント開催も含まれます。もちろん、それら全てを楽しむことも、みんなで一緒にやっています。
0円で作るために、いかに今あるものを活用するかを考えています。もう使わなくなった食器や食卓た冷蔵庫や炊飯器などをいただき、賞味期限が近いからと提供されたものなどが集まる「とうかつ草の根フードバンク」さんから食材や調味料を譲っていただき、地元の農家さんや自分たちの庭や畑で育てた野菜を使ってて、“今あるもので作れるご飯”を子供たちと週1回1年間作り続け、レシピを開発してきました。(1度も同じレシピだった事は無いんですよ!)
この冊子は、たくさんのレシピの中から日常生活よく食べる「お米」にポイントを絞った、小学生が1人でもチャレンジできる炊飯器ご飯のレシピ集です。実験や研究を自由に楽しむ博士のように、作るプロセスや結果にワクワクしながら、お腹もいっぱいにしてほしいと思いまとめました。
まず今あるものでやってみて、その経験から学び、さらには家族と、お友達と、地域の人たちと、楽しんでください。
この冊子があなたにとって、大切なものになりますように。
2021年7月吉日
machimin
さとうえみ・はしもとあや
machimin2研究手帳〜お米で実験!〜 を購入できます
購入ご希望は、info@wacreation.com までご連絡ください。
ご希望冊数と、郵送の場合は送付先も教えていただければと思います。
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