会社の風土
こんばんは。
今日は会社の風土に関して書きたいと思います。
私自身も転職する中で、企業の雰囲気の違いを感じております。
同じ製造業でも、企業が違えば、社内の雰囲気は全く異なります。
就職先を選ぶ際に、自由や風通しの良さだけで選ぶのではなく、
自身のスタイル/特徴に合う会社
を選ぶことが大切です。
私は、重工長大系の超ピラミッド型/上意下達の企業から、自由な風通しの良い企業に転職しました。
超ピラミッド型/上意下達の企業で、仕事の進め方や評価に不満はありましたが、そこそこ満足して働いていました。
それに、個人的には今でも超ピラミッド型の企業も嫌いではありません。上司との関係性さえ良ければ、組織の一体感は醸成されやすいのです。
新卒で入社した会社が、自分の「常識」になるので、それがたとえ世間一般の「非常識」であっても、なかなか気が付かないものです。
社会主義の国に生まれ、情報統制されていると、資本主義国の生活を知らず、社会主義が当たり前の考え方になることと似ていると思います。
私は、雰囲気で転職先を選んだのでは無く、どちらかと言うと、同じピラミッド型の企業だと思って入社しました。
良い意味で裏切られましたが、もちろん苦労した点も多いです。
「そんな所まで自分で決めちゃって良いの?」と思う毎日でした。
(今はすっかり慣れてしまって、ギリギリまで自己判断で進めています)
自由で風通しの良い会社と言うと、非常にイメージが良いですが、誰にでも合うわけではありません。
現に、転職した会社でも一定数の退職者はいます。
自由な企業は、自分でドンドン進めたい人には向いている一方で、自分の判断に自信が無く、相談しながら進めたい人にはストレスになるのです。
【超ピラミッド型/上意下達企業】
〇:決められた仕事の範囲内で成果を出したい、仕事をやりきるのが得意
✖:自分の意見を仕事に反映したい、個人の裁量が欲しい
【自由/風通しの良い企業】
〇:自分の意見を仕事に反映したい、個人の裁量が欲しい
✖:決められた仕事の範囲内で成果を出したい、仕事をやりきるのが得意
自分がどっちのタイプなのか、良く考えて会社の雰囲気を調べてみると良いでしょう。
最近は社員の口コミが分かるOpen Workといったサイトもあります。
個人的な意見ですが、当たらずとも遠からずといった感じで、とても参考になると思います。
是非参考にしてみると良いでしょう。
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