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スポーツ部が新設、民間人材の活用へ

こんにちは、神薗まちこです。

先日の会派のオンライン区政報告会でも扱ったのですが、この4月からスポーツ部が新設されます。
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/soshiki/sports/index.html

これって、実は私がマニュフェストでも掲げていた「渋谷区人財ポータル」につながる動きなので、ご紹介していきます。

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1:スポーツ部の構成

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この資料は、オンライン区政報告会の資料の抜粋になります。
スポーツ部ですが、オリパラの推進のために区民部にできていた「オリンピックパラリンピック推進課」と、教育委員会の教育振興部の中にあった「スポーツ振興課」の2課が合併し、区長部局配下に設置されました。

ここでポイントなのが、教育委員会から区長部局へ組織が移管されたということ。スポーツ振興課は学校に関連するスポーツ関連の事業や施設などの管理や、区民向けのスポーツ関係の事業や施設を扱っていた課で、オリパラ課と合併することで、区として全体的にスポーツ事業を推進していくという強いメッセージになっています。

元々基本構想の柱の一つ、「思わず身体を動かしたくなる街へ。」をよりスピード感を持って実現するために有効な組織再編だと感じています。
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/assets/detail/files/kusei_plans_pdf_basicplan_SHIBUYA_Kihonkeikaku_honpen5.pdf

2:スポーツ部の設立背景

オリンピック・パラリンピック推進課に関しては、オリパラが終了した後にそこで得られたレガシーをどのように残していくのか?ということが大きな課題となっていました。

そのレガシーの一つが、この事業に関わるよと言って下さっている200名近いボランティアの方々とのリレーションシップを引き続き、どのように取っていくかということが課題でした。

会派のシブヤを笑顔にする会でも、専門分野がスポーツ事業の伊藤たけし議員からも、ボランティア組織をどのようにレガシーとして残していくか?という提案をしていました。↓下記動画より



また教育委員会関連においては、2つの観点があります。
1点目は、学校教員の業務を圧迫していると言われている「部活動」の改革に乗り出すということです。文科省からも既に提示されている計画にも、「地域人材」を活用するという発信がされています。

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https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop04/list/detail/1406073_00003.htm

渋谷区では既に、部活動推進校の代々木中学校で外部人材の登用をするために予算をつけ、運用しています。そういった事例もあるので、まずは運動部からスポーツ人財の派遣をスタートし、その後、文化部へも拡大するという方向性で検討されています。先ほどのオリパラでは、ボランティアをしたい人たちをどう活かすか?という課題があり、学校では民間人材にどう支援いただくか?という課題があり、そこをマッチングさせていこうということがここから分かります。

もう一点は、学校施設長寿命化計画の動きです。
詳細はこちらのURLより
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/assets/kusei/000055510.pdf
https://note.com/machikokamizono/n/n0092ad7ffa2f
公共施設などの老朽化対策が大きな課題となっている中、地方公共団体においては令和2年度までに学校施設の個別施設計画(長寿命化計画)を策定するよう国から求められています。
渋谷区立の小・中学校及び幼稚園施設についても、児童・生徒の成長を支える場に相応しい環境を形成を前提としながらも、効果的かつ効率的な整備を図るため、区や地域にある資産の有効活用のほか、民間活力を活用、周辺環境との調和を図った施設整備などを検討しています。

ようは、地域と共にある学校をどう作るか?ということにつながります。
これは、私のマニュフェストの中でも掲げている「学校を、未来の学び場として地域に開き、魅力的な学びの拠点にしていく」ということに直結していくわけです。特にスポーツや文化活動に関係する施設部分をどう設計していくか?ということを、一体的に行っていく必要があります。

コミュニティスクールのキモである、「地域の民間人材の活用」と「地域に開かれたハード面からの学校づくり」が進んでいくことになります。

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3:今後の展開

今年度、渋谷区では「シブヤ科」の取り組みが小中学校全校でスタートしています。これはまさに、渋谷区をテーマに「探究」と「協働」を推し進める授業になります。

例えば、代々木中学校ではシブヤ科に民間の地域人材が各クラスに入り、担任先生とティームティーチングTTで授業を作っています。講演会やインタビューなどにも多くの地域の民間人の方々や企業の方にご協力いただいています。この動きを作っているのが、学校に所属する地域コーディネーターの方で、先生方と連携しながらどういった人材がよいか?探して、学校の授業とマッチングしているのです。

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こういった取り組みも今後進んでいきますので、上記のスポーツ部の中に設置されていくだろう人財バンクが、児童生徒の興味関心100通りに対して、100人の大人たちがフォロワーになる、そんな取り組みになっていくと思っています
この取り組みが、一体的に実現することが、未来の教育環境には欠かせない重要な要素と感じています。

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