12月2日(2006年)We are the Champion!
この日からもう16年も経ったのですね!
1ヶ月ほど前に母が亡くなり、そのストレスで父が胃潰瘍になって療養をしていたので、姉と交代で山口に通っていました。この日は午前中の飛行機に乗り、羽田から直接埼スタに来ました。キックオフ30分前です。
そのころは北ゴール裏でしたので、先に来ていた息子に席を取っておいてもらい、荷物を座席の下に押し込んで、アップをしている選手への応援をすぐに始めました。
1位2位直接対決で、勝点差3、得失点差もあったので、それほど心配はしていませんでしたが、何しろリーグ優勝の経験が無いので、自分のテンションの高さを調節することができず、興奮状態でした。
しかし、ついに終了のホイッスルが鳴った時には、不思議に長年の夢がかなったという想いで、喜びの爆発ではなく、しみじみとした喜びが押し寄せた感じでした。
帰宅後、浦和の街がどんなふうになっているかを見に行きたくて、娘と一緒に浦和駅方面に行ってみました。すると、あちこちで赤い人達がハイタッチをしながらすれ違い、祝杯を挙げている姿がありました。街をふらふらしているとチャントを歌いながら行進している人達に出会ったので、一緒について行きました。行進の終点は裁判所前。そこでひとしきりコールをし、歌いました。発煙筒がもうもうと立ち込めている中、もちろん私も一緒に大声を出しました。
浦和レッズが浦和にいてくれて本当に幸せだと思える瞬間でした。
そして翌日、朝起きたら声が全く出ません。翌月曜日には仕事には行きましたが、風邪だという事にしておきました。勘の良い人にはバレていましたけれど。