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【はじめまして】まちの保育園・こども園、どんなところ?

はじめまして! まちの保育園・こども園、広報部です。
このたび、noteをはじめることにしました。

これまで、発信は主にホームページInstagramで行なってきましたが、それだけではお伝えしきれていなかった
・わたしたちの想い
・保育実践のことや子どもたちのこと
・地域との取り組みやイベントレポート
・職員へのインタビュー
などなど、ちょっとゆったり読んでいただけるような記事をここでは更新していければと考えています。お付き合いいただけると嬉しいです。


「まちの保育園・こども園」ってどんなところ?

代々木公園の中にある園舎 / まちのこども園 代々木公園

まちの保育園・こども園は、東京都内【小竹向原・吉祥寺・六本木・代々木上原・代々木公園・南青山】の6か所で認可保育所・認定こども園を運営しています。

最初の園である小竹向原園の開園は、2011年。
保育園を『まち』にひらき、『まちぐるみ』で子育てをする。子どもを中心にコミュニティの輪が広がって、まち全体がより豊かなものになったり、地域の資源を子どもの学びに生かすことで、多様な価値観に触れる機会が増えていく。そんな想いから「まちの保育園・こども園」と名付けました。

こどもを一市民として尊重する

わたしたちの理念に「一市民としての子どもの尊重」というものがあります。子どもが一市民として歓迎され、その権利が尊重されること。大切な『乳幼児期』を充実したものにできるように、園のコミュニティは責任を持ち、また、私たち大人も日々を一緒に楽しむこと。子どもにとって、それも大事なことだと思います。ここでは、子どもも大人も、主人公です。

プロセスの価値を可視化する

園のエントランスを入るとすぐ目に入る、ドキュメンテーション / まちの保育園 小竹向原

こどもたちが自身の興味や関心に基づいて、仮説を持ち、それを探究していくプロセスをとても大事にしています。こどもたちの学びの過程を写真と文字で記録したものが「ドキュメンテーション」です。これらは紙にまとめて園内に掲示したり、オンラインツールで保護者にシェアしたりしています。

こうした"学びの物語"を可視化することで、こどもたちの世界に触れ、こどもの学びを応援し、ときに学びにかかわったりしながら、子どもの理解を深めていきます。
さらに、他の保育者の視点が加わったり、「家でもやってみよう」と園と家庭の連続した関係性が生まれたり、保護者からさらなるアイデアや協力をもらえたり、親同士の交流が生まれたり・・・。私たちにとって、とても大事なものです。

大切にしている「対話文化」

園庭にて / まちのこども園 代々木上原

こどもとの対話はもちろんですが、職員同士の「対話」をとても大切にしています。お互いの意見をぶつけ合うのではなく、「相手の意見を否定しない」対話です。
そして、すべての意見をもとに、みんなでどうするか考えていく。そうすることで、保育者同士の風通しがよくなり、こどもとの向き合い方にも良い影響があるのではないかと信じています。

先ほど述べたドキュメンテーションも、対話のきっかけとなるツールとして大きな役割を果たしています。

各園にあるアトリエの存在

エントランスを入ってすぐの場所にあるアトリエ / まちのこども園 代々木上原

まちの保育園・こども園の各園にはアトリエがあります。まちの保育園・こども園のアトリエは、園全体のアイデンティティを形成し、こどもたちの創造活動を支える場所でもあります。何より、人の心を動かし、たのしく、愛があり、常に人を惹きつける存在であることが、理想だと思うのです。
アトリエには、土粘土や絵の具、筆、紙、自然物、企業から寄付をいただいた廃材など、一見どう使うのか想像できないような物まで、さまざまな素材を用意して、こどもたちが何かに興味を持ったとき、自ら探究・探索し、創作活動・表現を広げていくきっかけをつくってくれます。

このような子どもの創造活動と創造的環境を支えているのは「アトリエリスタ」の存在です。保育・教育の伴走者であり、子どもたちの探究活動を支える「ペダゴジカルパートナー」と共に、多様な視点で園全体をサポートしています。

こどもと地域をつなげる「コミュニティコーディネーター」

地域と協働して行ったイベント / まちの保育園 吉祥寺

さらに各園には、コミュニティコーディネーターと呼ばれる職員がいます。こどもの興味・関心に寄り添いながら、地域とこども・保護者・保育者の橋渡しする役割です。地域との関係性を築きながら、こどもを真ん中に、こどもたちに様々な人格・才能との出会いや経験を持ってもらえるよう、保育者と連携を取って環境を整えて行きます。 取り組みは正しさよりも、おもしろさで。まずはやってみるという心を持って。なにより、自分がわくわくすることがよき橋渡しになると考えています。

また、コミュニティコーディネーターは、子ども↔︎地域の人だけでなく、保護者、保育者、地域の人たちとの橋渡しをする存在でもあります。園内外のあらゆるコミュニティを調整する、大切な役割です。

園の入り口にカフェがある理由

「まちの本とサンドイッチ」/ まちの保育園  六本木 軒先

「まちの保育園 小竹向原」の横にはベーカリーカフェ「まちのパーラー」、「まちの保育園 六本木」の軒下にはカフェスタンド「まちの本とサンドイッチ」があります。

誰でも日常的に訪れ、こどもの存在を感じることのできるカフェは、園と地域をゆるやかにつなぐ中間地点。送り迎えのついでに立ち寄る保護者のちょっとした息抜きだったり、地域の常連さんが園にきっかけをもたらしてくれたり、新たな出会いや繋がりを生んだり。
“食”もコミュニティに欠かせない存在だと考えています。

「まちのパーラー」店内の様子 / まちの保育園 小竹向原 隣接

おわりに

まだまだお伝えしたいことは尽きないのですが、長くなってしまったので今回はこのあたりで・・・!

わたしたちは保育園・こども園の運営を軸に、そこから得られた経験や学びをふまえて、コミュニティづくり、子育て支援施設の運営、卒園後の学びの場など、こどもの未来につながる取り組みに挑戦しています。次回以降、そういった事例もご紹介していければと思います。
それでは、これからよろしくお願いいたします!

【お知らせ】まちの保育園・こども園 各園のご見学について

入園をご検討いただいている方向けの見学会につきましては、各園ごとにご案内を行なっております。下記リンクより詳細をご確認のうえ、お申し込みをお願いいたします。

*一般の方向けには、合同見学会にてご案内をさせていただいております。開催が決まり次第、ホームページにてお知らせいたします。

【採用】まちの保育園では、子どもと地域の未来をともにつくる仲間を募集しています!

まちの保育園グループでは、保育者だけでなく、さまざまな形で子どもや地域に関わってくださる仲間を募集しています。オープンポジション採用も行なっておりますので、お気軽にお問い合わせください!


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