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昔、「山田かまち」っていう人がいたんだけど今の時代なら評価はさらに違っていたんだろうな。

自分が高校生くらいだっただろうか初めて彼の存在を知ったのは、詩と絵で表現をしていた彼は17歳。

鋭い言葉と情熱的な絵、こんな人がいるのか?
いや、いたのか?

そんな存在をつい最近まで忘れていた。
ふと、今回の三月には間に合わなかったし、九月に応募するかもわからない。

自分は彼ほどの才能もないけれど、彼はもうこの世にいなくて、自分はまだこの世にいる。

それだけでチャンスはあるのだから、もう少し何かを書いてみようと思う。

生きているだけでそれは才能なのかもしれない。

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