七里ヶ浜の日🌅
ただただ癒し、の日。
長年の友達と久しぶりに会って、海が見えるお店でハンバーガー🍔を食べ、海辺を散歩して帰ってきた話。
ハンバーガーを食べてるはずなのに、フォークにレタスだけ突き刺して笑っている友達を見ながら、今この瞬間すべてを記録したい、と思っていた。どうして時間は進んでいってしまうんだろう。
数えきれないほど、しかもその度に新鮮な響きを込めて、「きれいだね」を繰り返した私たち。
満員の江ノ電に乗って帰る時も、車道脇の高い塀の上を歩いている時も、ずっと夢の中にいるようで現実感がなかった。友達も同じことを言っていたので、本当に夢だったのかもしれない。
私の中では、クリスマスもすっ飛んで、もうお正月みたいだった。
ぶらぶらと砂浜を歩いている人たち、木の枝でハートを描く人、犬の散歩をしている人。その景色と空気が、なんだか年明けみたいだった。
江ノ電を待っている時に見た最後の夕日が、なんだか私には、初日の出みたいに見えてしまった。新しい始まりのオレンジ色に照らされた人々の様子は、なんだか感動的だった。
ありがとう。
2024年の終わり。
みんなよく頑張ったね。
そう言い合っているような空気が、夕陽を眺めている私たちの間を満たしていた。