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#05 お金と不安の関係について

カッコ良さの定義の推移

こんにちは、まちあわせ不動産™の中嶋です。
先の話で、恥ずかしげもなく私の心境と主人のサポートの事を書かせていただきましたが、実はもう1人、私にお金を出すと言ってくれた人がいます。私の従兄弟です。

主人の前で号泣した事でいくらか自分を取り戻した私は、母の状況を福島の親戚に伝える為まず1人目の親戚に連絡しました。
私に実の兄弟としての兄、姉、はいませんが、それに代わりうるに充分な存在の兄と呼ぶべき従兄弟がいました。

私の兄はヒデヤスさんですが、偶然にも私の旦那様もヒデヤスさんになり、兄は私に離婚や再婚の事はほとんど何も聞かず、ただただ主人の事を「同じ名前の弟ができた!!」と喜んでくれました。そんなヤバいぐらい良きアニキに涙見せずともありのままの現状を話した次のいきなりの返答が「あのさあ、治療費とか色々、お金、俺出すから言え」だったのです。そして主人と全く同じように、仕事やめてずっとおばちゃんのそばにいてやれ、と。面食らうにもほどがある。

私は男尊女卑が大嫌いです。

そして、多少意味は違いますが先輩女性たちが言っていた、女は男に護られると幸せ、という価値観を受け入れられずにここまで来ました。
ですが、ここにきて何というか、、、
カッコいい男性というものは、ここまで頼り甲斐のある素晴らしい存在なのか、と心から尊敬しました。

カッコいい?

まだお金はもらっていないけど私はお金をもらえる可能性がでたから、そう思ったのだろうか。まとまらない思考をぼんやり泳がせているうちに私は主人と兄からしっかりもらったものに気づいたのです。私がもらったもの、それは「安心」でした。
そして、それがわかった時「人生の悩みの99%はお金で解決できる」という言葉がストンと腑に落ちてきたのです。

優しい思いを持つことは本当に素晴らしい。でも、その思いは他人を励ますことが出来ても、勇気づける事はできても、現実を助ける事はできるのだろうか。
お金がある事と、お金を出せるという事は違う事を痛感した出来事でした。
主人や兄のように、いつか私も、悲しみの真っ只中にいる人を助けてあげられる人になりたい。
そんなふうに思いました。
また、音楽さえできれば食っていけさえすればいい、という思考は、音楽でそこまで稼げなかった自分を正当化する為の言い訳だということにも気づきました。

私は起業する
そして稼ぐ

お客様のお部屋探しの不安は業務の姿勢でサポートする。ぼったくられたら嫌だ、騙されたらどうしよう、漠然と持ちがちなお客様のお金に対する不安は、お金を直接あげなくても知識と業務で、おそらく安心への道筋をつけてあげられる。今の私ならそれが出来る。

そういえば、私が若い頃にカッコいいと感じた男性達は皆、輝いていた。でも私に安心をくれる事はなかった。

今私が思うかっこいい男の真似をして、私もかっこいい女になりたい。
かっこいい女の定義、今までわからなかったけど、それは他人を安心させてあげられる女のことかもしれない。

決意は固まった
でも、どうしていいかわからない

お金が安心の要因であるならば、私の起業は安心には程遠いゼロからのスタート、不安だけしかない起業だということになるのです。

そして翌日、そんな私の心境を母に見抜かれてしまうのでした。

まちあわせ不動産™
https://e-machiawase.co.jp/

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