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#01 なぜ起業したのか

それは自由になりたかったからです。

まちあわせ不動産™ 中嶋です。
私は、かっこいい言い方をすれば15歳をスタートにずっと音楽人として生きてきました。逆にかっこ悪い言い方をすれば、他には何も出来ない本当に不器用な人生でした。
いつどんな状況であろうと音楽でお金を稼ぐ、という事から気持ちが離れる事はありませんでした。それだけ音楽というのは唯一私の心を清々しく満たすものであり、唯一自分の人生をかけて取り組みたい事でした。私を救ってくれるものでした。
ですが、それは同時に少しずつ私に執着が生まれる要因ともなってゆくことになるのです、、、。

音楽の収入だけで子ども達にご飯を食べさせてあげられた時間はほんのわずかな時間で、常に他にも仕事をしていました。音楽の仕事をしたいが為に他の仕事で無理をする、というおかしな状況がいつしか通常となってゆきました。

音楽が本業、バイトは副業、そんな馬鹿みたいなプライドが私を苦しめ、収入目的として、正社員でボーナスをもらって出世してのレールに乗る為の努力は一切しないくせに、バイトの時給が低い事に文句を言う。そんな時間を長らく過ごしていたのです。

そんなある日、偶然ネットで、尊敬するヴォーカリスト金子マリさんの記事を見つけました。

本業って2つあってもいいんだ⁉️
目から鱗。

その記事には、マリさんが実力をいかんなく発揮してステージで輝く姿と同列に、家業である葬儀社 金子総本店代表として生き生きと働く姿が描かれていました。

私もこうしよう!!
他の仕事でもやりたいことをやれば収入アップになる。子ども達にもっと良いご飯を食べさせてあげれる。それは決して音楽を疎かにするとは限らない。
いつか私も他の仕事を一生懸命やってみたい。
2つの本業で私は豊かになり、きっと相乗効果で音楽も輝き、他の仕事も輝くはずだ!!
比べるには甚だおこがましい同じ音楽人の大先輩に、私は大きな勇気をいただいたのです。

そして私は考えました、、、。

何かを始めるにしてもお金はかかる。一時期は無収入になるだろう。
その時子ども達はどうするの?隙間時間にバイトする?そんなことしたら子ども達と過ごす時間がどんどん減るの?

お金と時間の心配に縛られる人生とは
なんて不自由な人生なのでしょう。

じゃあ、その仕事は何?
大企業にお勤め?
いつかって、いつ?

せっかくいただいた勇気を胸にしまって、私はこの日からまたループにはまり数年を生きてゆくのです。

まちあわせ不動産™
https://e-machiawase.co.jp/

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