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#04 お金を稼ぐことの素晴らしさ

お金出すよ、と言える男のカッコ良さについて

皆さんはお金が欲しいですか?
少し欲しいですか?いっぱい欲しいですか?
私はものすごくいっぱい欲しいです。お金持ちになりたいです。できたら億万長者になりたいです。なぜなら、そのお金で救える命があるからです。

こんにちは、まちあわせ不動産™の中嶋です。

私は長らく音楽溢れる界隈に身を置いてきました。そこは本当に素晴らしい世界で、音楽を純粋に愛する方々で溢れていました。
もちろん今も本業は2つ。この界隈に身を置いている自覚はあります。
ただ若い頃の私が、そこにいた故にあまり好みではない思考に陥っていた時期があります。

「お金は少しでいい、余分なお金はいらない、音楽が出来るなら食っていけさえすればいい。」

これ、けっこう多くの方が陥りがちな思考ではないでしょうか?
音楽が出来るなら、を違う言葉にいくらでも置き換えられます。〇〇ができるなら、家族さえ元気なら、住む場所さえあれば、、、。
決して間違いではないと思います。

ですが、今の私の思考とは明らかに違います。
余分なお金って、自分以外に使えるお金の事ですよね?余分、余ってるんだから他人にくれてやってもいいお金ですよね?
やるならやるで、ガッツリ稼いで困ってる他人にくれてやりたい!!
今は、そんな感じ、笑。

母が癌になり、私が真っ先に不安になったこと。それは癌の治療費の問題です。
お恥ずかしながら私の実家はお世辞にもお金持ちと言えるレベルではありませんでした。父は定年まで高校の体育教師として勤めあげましたので、それなりにあるはずなのですが、まあ、言っても私のオヤジですよ?笑。まともなワケがない。父の名誉の為そこは伏せますが、ギャンブル大好き💕とだけ記しておきましょう。

話は戻りまして。
私は母の状況を受け、新たに気づいた事があります。それは私が女性であると言う事です。当たり前な事実を今更な話ですが。
私は数年前に再婚しましたが、それまで本当に本当に1人っきりで頑張ってきたのです。
なんというか、男性に甘える、男性に頼る、という心理が本当に全くわかりませんでした。DV離婚、養育費ゼロで昼夜働いて4人の子どもを育てる、そんな生活をしていれば、そんな感情など消えて無くなるのは当たり前かもしれません。

母の癌がわかって、まず再婚した主人に話しました。人間って悲しみが度を超すと、まるで他人事みたいに冷静になれるのですね。泣きもせず、わりと平気な感じで淡々と話しました。いやー、まいったよ、お母さん癌になっちゃってさあ、、って、今思うと私の感情は完全に本心から解離していました。それが良くも悪くも今までの私だったのです。
そういうふうにしか今まで生きてこれませんでした。

主人は、うん、うん、とうなずきながら特に意見を述べるでもなく最後の最後まで話を聞いてくれた後に一言だけ「圭子、働かなくていいから、ずっとお母さんとこ行きな、こっちは大丈夫だから」と。
自分でも驚きましたが、こともあろうに、この言葉を聞いた瞬間、私は主人の両腕にしがみついて号泣したのです。
母の癌告知を受けて以来、初めて人前で泣きました。

お母さん死んじゃうかもしれない!!どうしよう!!お母さんが死んじゃヤダ!!怖い!!やだよー!!いやだ!!いやだ!!お母さん!!お母さーーーん!!

自分の中で何かの糸がブツッと音を立てて切れていくようでした。自分を保てない感覚というのを久しぶりに味わいました。

ねえ、甘えていいの?

ここで復習したいのですが、私と主人は再婚です。子ども4人は全員私の連れ子です。
主人が言った「こっちは大丈夫だから」の意味が分かりますでしょうか。主人の負担を考えた時、今でも本当に涙が溢れるのです。
私はいったいどれだけカッコいい大きな男と再婚したんだろう。男性に甘えるってこういうこと?生まれて初めてわかったよ。神様に感謝せずにはいられませんでした。

そして、私の号泣が落ち着いたタイミングで主人はこう言ったのです。
「いいタイミングじゃない?ずーっと福島でお母さんのそばにいる時間できたんだから。起業のアイデア練れば?」

へ?

この人いったいどこまでポジティブなんだろう、、、。

やっぱり私は起業するレールに乗っかったみたいです。涙が乾きました。

まちあわせ不動産™
https://e-machiawase.co.jp/

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