成功者の光と影~自己肯定感のパラドクス
皆さん、こんにちは☆
いかがお過ごしですか。
今日は、「成功者にみる心理的背景」について、少しお話ししようかなと思います。
私は、昔から、「夢を成し遂げる人」の心理には何があるのか、興味がありました。そこで、過去に周囲の人を見たり、大学で心理学を学んだ中で、気づきがあった内容を少しまとめようかなと思います。
■成功者の多くは、ほぼ例外なく、自己肯定感が高い
夢を叶えていく人の多くは、自己肯定感が高いということは間違いないようです。つまり、「自分をとことん信じ切る」、「自分を心の底から認めている」という心理がベースにある人が多いのです。
何か夢を叶えるには、誰にも見向きもされない時に、自分だけは信念を信頼し、行動を地道に積み重ねなければなりません。それは、自分という人に疑念を抱いていては、付き合い切れずに挫折してしまいます。確固たる、「自分はできる」という信頼感が必要不可欠なのです。
私は、昔から、自己肯定感の弱い人間なので、すぐに挫折してしまいそうになるのですが、
ある尊敬する先輩が、「自己肯定感はいつでも高められる」「過去に成功体験が無くても、毎日小さいことでも自分を褒める癖をつければ、いつの間にか自己肯定感は高まる」「秘訣は自己洗脳」と話していて、私も実践していますが、確かに昔よりも自己肯定感が若干高まっている気がします。
自分はダメだと思わずに、どんな小さいことでも自分の良い点を褒めてやる癖をつけて、自己肯定感を高めましょう^^
■自分を信頼するあまり、他人の意見や行動を理解できない
しかし、この「自己肯定感が高い」というのは、良い面ばかりではありません。人生に大きな影を落としてしまう可能性もあります。
いわゆる「成功者」であっても、とても「偉そうな人」っていませんか。
自己肯定感の強さを背景に、多くの人ができない仕事をこなしたり、誰もやらないことをやり遂げたりできる一方で、人間である以上、間違いを犯していたり、人に迷惑がかかることをしてしまうこともあります。
しかし、この自己肯定感が高い人は、「自分の過ちを認めたり、自分が悪いかもしれない」と振り返ることを忘れてしまう人もいるというのです。
また、成功すればするほど、「自己肯定感」は強まる一方で、更に「やはり自分は正しい」と認識し、偉そうになってしまうという悪循環を生みます。
こうなれば、周囲から怖がられたり、家族と折り合いが悪くなり、私生活がうまくいかなかったり、従業員とうまが合わなくなったりして、孤独化する人がでてきます。
ということで、
ここでの教訓は、自己肯定感は強く持ち、何か目標に向かうことは大事だが、一方では、第三者の客観的な目を自分の中に持ち、「自分を信じるけども、スクリーニングもする」というパラドクス的感覚を身に着ける必要があるということかなと思います。
まとめ
■自己肯定感を高く持つことが、成功するために必要不可欠
■「自分は正しい」と思いすぎず、「自分を信じるけども、自分をスクリーニングする」というパラドクス的感覚を身に着ける
昨日は、携帯電話の乗り換えでショップに行っていたのですが、前に並んでいた医者らしき50代くらいのおじさんが、店員さんや技術屋さんにとても偉そうに当て外れな自己主張をしており、
自分を信じるのも良いけど、客観視できないと悲惨だな。。と少し思ってしまいました^^;
自分もそんな風にならないように、気をつけなければと気を引き締めたところでした。
さて、今日も一日、素敵な日になりますように☆
ではでは、また☆
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