「一次情報」を大事にして、自分の頭で考えたい
今日は、久々の休みなので、朝から少し本やkindleの整理をしている。
今年は、どんな本を読んだかなと思い返す。
医療関係の本から、マーケティングやビジネス関連の本、心理学・哲学系の本、最新の研究論文、科学系雑誌、小説、自己啓発本・・etc
子供が生まれると、極端に自分の時間が無くなるので、読む本の数は、1/5くらいに減ってしまったけれど、できるだけ本に触れる時間を設けている。
今では、別に本を読まなくとも、グーグル先生に尋ねれば、誰かのブログなどであらすじやポイントを見ることもできるので、簡単に要約を掴むのには苦労しない。
ただ、私は、「一次情報」を大事にしている。
本のあらすじなどもそうで、誰かがブログなどにあげている解釈と自分が読んだ時の解釈は随分違うことがある。
また、ブログやネットニュースなどについても、いわゆる「2次情報」、「3次情報」であり、記者の主観が入っているものだ。
なので、何かニュースや誰かのブログで何か情報を得たとしても、それを鵜呑みにして良いのか。と悩む
そこで、私は、できるだけ誰の主観も入っていない「生の情報」をまっさらな状態で見て、「自分なりの疑問や仮説」を持てるようにしている。
様々な統計が日本だけではなく、OECDやWHOなどそれぞれの機関が発表しているし、それらには誰でもアクセス可能だ。
誰かの意見を鵜呑みにせずに、この「一次情報」を見て、自分の疑問や仮説を持ってから、専門家の意見やブログニュースなどを見ると、「ん?この解釈って少し違うのでは?」、「こういう視点が抜けてるのでは?」と新しい見解が出てくる。
人は誰しも、最初に吹き込まれた意見などに左右されやすいもので、斬新な考えや根本の重要な視点が隠れてしまうことがある。
時間があまりない今は、手っ取り早く、新聞やネットニュースで、要点だけチェックする毎日だけど、この「生の情報を見て、自分の頭で考える」という視点は頭の片隅においておきたいと思う。