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ハンドクリーム塗っているのに 手がカサカサ 基本のキを知る
今日も1日がんばろう!と思えるご機嫌肌づくりを楽しむ こまち です。
明日の肌へつながる豆知識をお伝えします。
今週から仕事始めの方も多いのではないでしょうか。おつかれさまです。
普段ネイリストとして活動している こまち も、新年からお客様の手に触れております。
「ハンドクリーム塗っているんだけど」と、手の乾燥を気にするお客さまも。
湿度20%台の日もある、乾燥する冬。
基本的な点から気をつけて、手の乾燥悩みを軽減できたらいいですね。
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保湿の回数を見直す
(A)手の保湿は何回していますか?
(B)1日に何回手を洗っていますか?
上記2つの質問の答えが、同じぐらいであってほしい。
水に触れるだけで、手肌は乾燥しやすい状態になるので、手洗いや水仕事のたびに保湿をするのが理想的。
特に乾燥が気になる方は、(A)>(B)となるぐらいの保湿をこころがけてみて。
実際に手を洗う回数をかぞえるのは至難の技ですが、「農林水産省」ホームページに「手を洗うタイミング」が掲載されています。
- ごはんを食べる前
- トイレの後
- 調理前・調理中・調理の後
- 動物とふれあったり、世話をした後
- 咳・くしゃみをしたり 鼻をかんだ後
- 外出した後
- その他、嘔吐や下痢をしている人の看病や後始末をした時など
普段の行動パターンを思い返して、保湿のタイミングを増やしてみてください。
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保湿剤をいろんな所に設置
保湿が大事とわかっていつつも、つい忘れがちなハンドクリームの塗布。
目につくいたる場所に置いておくと、塗り忘れも、ハンドクリームを取りに行く面倒くささも激減します。
☑ 洗面所
☑ キッチン
☑ トイレ
☑ リビング
☑ 寝室
☑ 玄関
☑ かばんの中
☑ 職場の引き出し/ロッカー など
おすすめは、プッシュボトルタイプの保湿剤。
蓋をはずす手間さえ省け、ワンアクションで終了するのが継続のコツ。
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ハンドソープをお休みする回を作る
「手を洗う」=「ハンドソープでの洗浄」と思われるかもしれません。
汚れを落とすという使命をもったハンドソープは、菌などや手の皮脂まで見境なく洗いおとしています。
乾燥が気になるなら、手の潤いを守るのに必要な皮脂を奪いすぎないこともポイント。
流水で15秒手洗いすると、手を洗わない時と比較した場合、ウイルスが約10,000個 (約1%)まで減るという報告もあります。
【手洗いの方法 → 残存ウイルス数】
・手洗いなし
→約1,000,000個
・流水で15秒手洗い
→約10,000個(約1%)
・ハンドソープで10秒または30秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ
→数百個(約0.01%)
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000105095.pdf
感染対策としての手洗いの概念もあるため、一概にはいえませんが、自宅で1人家事をしている場合など、流水での手洗いのみですむ場合は、ハンドソープの使用をお休みしてもよいかもしれません。
流水洗浄のみや、こまめな保湿が難しい状況・職業もありますが、「手を洗う」度に「保湿」が習慣化することが脱・乾燥の第一歩です。