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誰だって
怒られるより褒められたい
ツイッター上で、ひょんなことからフォロワーさんと家事の話になった。
私は現在一人暮らしをしているのだが、家事に対するモチベーションは一向に上がらず、健康で文化的な生活を送るために惰性でこなしている質だ。
ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』第1話放送日でしたね。みなさん観ましたか?私は観ました。
「社会人になったらいきなりこんなどでかい責任を負わなければならないのか!!!!!」
と慄きました。このまま学生でいたい、と切に思いました。
吉岡里帆ちゃんが可愛いので来週からも視聴したいと思います。以上蛇足
家事なんて誰も好き好んでやらないだろう、そう高を括りながらタイムラインを眺めていた私はまたもや慄いた。
楽しみながら家事をやっている人って、こんなにいるの…?
既に述べたように、私は家事に対するモチベーションの上げ方が分からない。端的に言って家事は嫌いだ。
どうやったら家事を楽しめるのか。
未知の世界に少しドキドキしながらフォロワーさんの言葉を待つ。
「親がその気にさせるの上手くて。乗せられてた感が否めない(笑)」
…?
親に乗せられて…?
家事に関する私の親の記憶は「怒」。
小さい時は手伝いを求められる。(もともと進んでやる方ではなかったが)
いきなり上手にできるわけないのだから、もちろん失敗もする。
掃除機をかければ隅に埃が残ってると言われ
食器を洗えば汚れが落ちていないと言われ
洗濯物を干せばそれじゃ皺になると言われ
大雑把な私と几帳面な母との相性もあるのだろうが、とにかく私は何かを手伝うたびに怒られた。
そこで「お手本を見せて」と頼めれば良かったのだが、「邪魔だからあっち行ってて」と言われた私は素直にその言葉に従っていた。
こうして、
家事やらない→怒られる→珍しく家事をやる→案の定失敗する→怒られる→家事やらない→怒られる→家事をやる→怒られ…
という負の循環が生まれた。
手伝っても手伝わなくても怒られるのであれば、手伝わない方を選択するだろう。
誰だって好き好んで怒られたくはないのだから。
怒られて育った私が今回のnoteで何が言いたかったかと言うと、
たとえ出来なくてもまずは挑戦したことを褒めてほしい
と、いうことだ。
これはきっと家事だけでなく、勉強にも運動にも仕事にも、何にでも言えることだと思う。
最初から上手くできる人はほんの一握り。
「何でやってくれないの」
「何でできないの」
と怒られてしまえばやる気は削がれる。
「この部分がまだダメだね」
と言われても「じゃあもう一度」と思えるかどうかは人によるだろう。
「おお!やってみたんだ!偉いね!」
たった一言。
たった一言、肯定的な言葉をもらえるだけで、「やって良かったな」と思うことができる。「よし、次はもっと頑張ろう」とやる気になれるのだ。
どうやってやる気にさせようかな。
この考え方を、大切にしていきたいものだと改めて思った深夜のツイッター事情でした。