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新しい書き方に挑戦したい。けど今までの書き方を忘れてしまうのでは? という葛藤。
新しく始まるコラムのお仕事で「文章はやわらかめのトーンで」と指定され、ここ数日ずっと、やわらかめの代表格 "マイナビウーマン" を写経している。
すると、「マイナビウーマンなら、こうやって書きそう」というのが、徐々にイメージできるようになってきた。
「これが写経の効果か!」などと一人でニコニコしている。
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けれど、マイナビウーマンの写経を始めるときに、心配していたこともある。
「こればかりを写経していると、かための文章の感覚を忘れてしまうのでは」
ということだ。
かための案件を書く直前は、かたい文章を写経するべきか。
しかし、それではやわらかい文章を摂取する頻度が減ってしまう。書き方が身につかないと、写経する意味がない。
そんなことを考え、新しい案件が一段落するまでは、やわらかめの文章を写経しつづけることに決める。
かための感覚を忘れないための対策があるわけでもなく、
「まぁ、なんとかなるっしょ」と、いつもながら、のん気だ。
マイナビウーマンの写経を始めて約2週間、
今日までの間に、金融・不動産のなかでも、かなりお堅い記事を何記事も書いた。
結果、どうだったかというと。
どれも今まで通りの平常運行。書くのに支障はなかった。
ずぅーっとやってきて染み付いている書き方は、簡単には崩れない、
ということか。
人から聞く話ではなく、自分自身でそれを体験できたのが、私にとって収穫だった。
これで安心して、色々な書き方にチャレンジできる。
仕事の幅を広げるためにも、書ける文体を増やしていこう。
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ライター・編集者:悠木まちゃ(@MaCHA_trip)
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