結局愛されたくてダメ人間
私だけを見ていて欲しかった。結局、君の愛は私だけのものでは無かったし、ある程度の基準をクリアしていれば誰でも良かったのだと今になって思う。滲み出る血が、痛い。今日も頭をフワフワさせている。よし。今日も生きている。君のことを考える夜が減ってきてしまって悲しい。でも、それは君も一緒だろう。何も上手くいかなくて悔しかった。どんどん成功していく周りの人達を見て、どうして上手くいかないのだろうと、どうして、どうして。嫌になった。私のことが大好きな君のことが大好きだった。もう私が好きだった頃の君はいないけれど、もう私の中では死んでしまったけれど、帰ってこないだろうか。帰って来れないのならば私が手を引っ張ってあげるから、一緒に明るい未来を見ようよ。ずっと一緒に居ようよ。痛いよ。一昨日、大好きだった君と、冬になったらスノボに行くという約束をした。約束が守られたことなんて1度もなかったけれど、未来の話をしてくれる、そういう所が好きだった。それまでは生きることを頑張れるから。そうやって私に生きる理由を与えて、与え続けて欲しかった。
君の「可愛い」が、私だけのものならいいのに。また、知りたくないことを知ってしまった。私以外の女が可愛いわけないじゃん。誰でもいいなら私でいいじゃん、って聖子ちゃんの曲にあるけど、私は未だ、あまり理解できていない。誰でもいい世界で、自分が選ばれる、選ばれたことに対する喜び。誰でもいい世界なんて、絶対に嫌でした。私じゃないといけない世界で、絶対に私じゃないとイけなくて、私だけを必要として、私の全てを愛して、そうやって生きて欲しかった。また涙が止まらない。帰ってきて、早く。昔の大好きだった君、帰ってきて。今の君なんて早く死んで欲しい。頼むから死んでくれよ、私の為に。私への罪滅ぼしとして。早く愛して。こうして今日もhellにoを付け足したんだよ。こうして生きていくしかなかった。