愛、愛

慰める気がないくせに慰めようとする君の優しさが大嫌いでした。会いたかった、って言えば会いに来てくれていたはずの君の優しさが大好きでした。今となってはもうそんなもの無くて、「来てくれたら外出るよ」程度に変わってしまったけれど。どうしてこう自分が想像していた反応が帰ってこなかった、とかそういうしょうもない事でキレているんだろう私は。勝手に期待して、勝手に落ち込んでバカみたいだけど、元はと言えば君が私の事好きって言ったのが行けないんじゃないんですか？やっぱり私しかダメだって、過去に戻りたいって言いながらどうしてそんなにも冷淡でいられるのか不思議で仕方ありません。もっと乱れて、私の脳内まで犯すくらい愛してよ。愛されたかっただけなんだ。帰り道のバスに乗りながら、自分の人生の浅はかさと自分自身の身勝手さ、強欲さに失望して、思わず涙が出てしまいました。私の事好きって言ったくせに、何で行動で示してくれないんだろう。私の事好きって言ったのに何で他のこと会うの？なんですぐ返信返してくれないの？なんで私の考えてる、秘めてる想いを察してくれないの？なんで素っ気なくするの？なんで女の子の日って分かったら会ってくれないの？なんで私の事好きになってくれないの？なんで私の事優先してくれないの、愛してよ、もっとぐちゃぐちゃになるくらいさ、もう後戻り出来なくなるくらい溶けちゃおうよ。私が全部舐めとってあげるからさ、君も堕落してよ。お前だけ幸せになるなんて許さないから、私の事めちゃくちゃにしておいて。この傷も心の痛みも全部君のせいなのに、「辛かったら言ってね」とか本当に人間性疑うけど、もし仮に言ったらどうなるんだろうね。私の事楽にしてくれるん？（笑）

って、駅のホームに溢れる今から花火大会に向かうであろう大量のカップルを見て、感じました。