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頭皮マッサージからの考察

少しの刺激がもたらすもの

首の疲れがひどくて、自分で頭皮マッサージをしたら気持ちが良かった。
首の後ろから頭頂部にかけて、頭皮を頭蓋骨の間に隙間をつくるように、指と手全体を使ってゆっくり時間をかけて、マッサージしていく。

少しの刺激で、頭皮の下に血が巡っていくのが分かる。

毎日少しの時間でも続けていくと、固まっていた頭皮が柔らかくなり、いつの間にか首の疲れも取れて、すっきりと過ごせるようになっていた。

頭皮へのほんの少しの刺激だけで、血が巡ってゆき、効果があるのが体感として分かる。
体は正直で、体の声は正しい。

体を観察するのは面白い。
こんなささやかな刺激で、こんなにも変化がでるのか。
体ってすごい!

そしたら、心はどうか?
心も体同様、いやそれ以上に繊細で感じやすく、刺激に敏感なのではないか?

心への良い刺激も、少しでも毎日続けていれば効果があるはず。
そう信じて、自分への肯定的な言葉がけを続けている。少しでも、毎日続けて染みこませていく。

私は私を愛していなかったんだ

わたしが好きな言葉がけに、
「わたしはわたしを愛している」というのがある。

この言葉に、はじめはとても抵抗があった。
違和感がありすぎて、言えなかった。
言葉にすると、わかった。
私は私を愛していなかった。

愛にふさわしくないって、決めてしまっていた。

わたしは愛にふさわしくないって思っていたから、いろんなことをこじらせていたんだ。
いじめられたり、理不尽なことを言われたり、周りにされてきた嫌なことの数々は、まさかの自作自演だったと突きつけらられたようだった。

私は私を愛したい

人生の中で一番長く一緒にいるのは、私自身だ。
一番大切にしたいのは、わたしなんだ。

そう気付くと涙が出た。
今までごめんね。愛してなくてごめんね。

それから、毎日自分を抱きしめるようになった。
「愛してる」と自分に声をかけた。
はじめは戸惑うし恥ずかしいし、これが何になるのか分からなかった。

でもこの声掛けが、はじまりだった。

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