連邦準備銀行(通称FRB)って何?
ドル紙幣。この単語を見れば、どのような
イメージがありますか?
恐らく、世界の紙幣、アメリカといった事
が連想されると思います。
さて続けて質問です。ドル紙幣はどこの機
関もしくは、国が発行しているのでしょう?
答えを言いますとドル紙幣は連邦準備銀行
もしくは連邦準備制度を言われるところから
発行されています。
FRB(The Federal Reserve Boardの略)
これが通称ですので、この単語で表すのが一
般的です。
FRBは日銀などのような政府系の金融機
関ではありません。驚く方もおられるでしょ
うが、れっきとした民間企業です。アメリカ
に数多くある私立銀行の集まりです。日本で
例えるなら、織田さん羽柴さん松平さんのよ
うな個人がオーナーとなって銀行を所有して
いるようなもんです。連邦っていう単語が含
まれているので紛らわしいのですが、繰り返
し述べるように個人オーナー銀行です。
これだけでも信じられない事ですが、この
FRBが公定歩合の上げ下げをしたり、ドル
紙幣を発行しているのです。そして、この数
多くの私立銀行には、JPモルガンなどの巨
大資本家達の名前が連なっています。彼らの
比率は、直接・間接を含めると、実質的に比
率100%となります。
ちなみに、1ドル札を作るのも100ドル
札を作るのも、これらの巨大資本家かすれば
同じようなもんです。 紙代と印刷代はおよそ
数セントくらいなのです(笑)
もう少し詳しく掘り下げますと100ドル
の紙幣を発行するという事は、アメリカの政
府が、原価数セントの100ドル札を借りる
という事になるのです。
借りる時の価値は100ドルですが原価は
たった数セントの紙切れです。しかし、政府
や国民が返済する時の金は数セントでなく価
値も実態も100ドルとなるのです。
この事については、案外知らない方が多い
かもしれません。だって、マスコミなどは、
一切公表しませんから(笑)
この事実がばれたらどうなるか?当然です
が国自体が破綻します。事実上、既に数十年
前にアメリカという国家は一度破綻していま
す。その時に、今我々が知っている新しいド
ル紙幣がFRBから発行されているのです。
なので、FRBの発行するドル紙幣は、債
務証書と解釈できます。日本銀行が発行する
紙幣は、銀行券なので、これとは”別物”と言
えます。
こうしたドル紙幣は、アメリカが破綻した
翌年から使用されていますし、もちろん現在
も、しれっ、と使われています。
連邦準備制度(通称FRB)がスタートし
たのは、西暦1913年です。この制度では
、国の大統領や議会の干渉も受けない、と定
められています。つまり、ドル紙幣を個人オ
ーナーの銀行が発行し、しいては世界経済を
自分勝手にコントール支配する事が可能とな
っています。
私がこのFRBに興味を持ったのは、テス
ラという人物を深く知ろうとした時にモルガ
ン家の存在を確認したからです。
このモルガン家を紐解くように調べていく
とFRBという言葉に行きつき、そしてドル
紙幣の存在について確認できるようになりま
した。
今日はここまでにしたいと思います。
皆さんにこのドル紙幣の仕組みを知っても
らえれば、もっともっと世界の実情が見えて
くるかもしれません。
また、自分の頭の中で、じっくりと考える
力が養われるかも知れません。その切っ掛け
になれば幸いです。