クリスマスツリーオーナメントのお話
こんにちは。macasellです。今日はクリスマスイブです。
家族や友人、パートナーと過ごす方や普通の日常を過ごす方など、それぞれの過ごし方があるかと思います。
どのような過ごし方でも、街中や自宅、テレビやSNSなどでクリスマスツリーを見かける方は多いのではないでしょうか。今回はその「クリスマスツリー」を飾る際に使用される「オーナメント」のお話しです。
クリスマスカラー
クリスマスツリーの飾り、オーナメントには赤・白・緑の3色が主に使われています。
赤は「十字架にかけられたイエス・キリストの血潮と神の愛」
白は「清められた魂、雪の色」
緑は「永遠の命、生命力」の象徴と言われています。
クリスマスツリーに使われるもみの木は常緑樹です。冬になっても枯れず一年中緑色であることから、先ほどご説明した緑の象徴を表しているとされています。
トップスターとポインセチア
クリスマスツリーのトップに飾る大きな星を「トップスター」と言います。
イエス・キリストの誕生を知らせた「希望の星(ベツレヘムの星)」を表します。クリスマスツリーを象徴するオーナメントの1つです。
またポインセチアは「ベツレヘムの星」と形が似ているとされクリスマスフラワーとして有名になりました。赤い花びら、緑の葉っぱ、白い樹液でポインセチアは構成されていることから、この3色がクリスマスカラーとして広がりました。
エンジェルとベル
天使の飾りは聖母マリアがイエス・キリストを身ごもった際、そのことを伝えた大天使ガブリエルと、羊飼いたちにイエスの誕生を知らせた天使たちを象徴しているそうです。
ちなみに教会の鐘の音は「福音(良い知らせ・喜び)」の象徴。
「クリスマスベル」と呼ばれています。キリスト誕生という喜ばしい知らせを人々に伝える為に飾られるとか。その為、天使とセットの飾りが多くあります。また魔除けの役割も兼ねているそうです。
イルミネーション
ツリー全体を照らすイルミネーションは、『世の光』と称されたイエス・キリスト自身を象徴しています。以前はろうそくが使われていたようですが、現在はLED式が主流です。
キャンディケーン
キャンディケーン(candy cane)は赤と白の縞模様が特徴の杖の形をしたオーナメントです。ゲルマン民族の冬至のお祭りでは、樫の木に食べ物を捧げていた為、その名残でクリスマスツリーには様々なお菓子を飾ると言われています。
また杖は羊飼いが使う杖を表しており、「迷える羊を導く」「キリストが人々を救いへと導く」ことの象徴とされている等、諸説あります。
オーナメントボール
赤・白・ゴールド等、様々な色のボール状の飾りのことを「オーナメントボール」と言います。これはアダムとイヴが口にした禁断の果実を表しており、古くは本物のリンゴを飾っていたと言われています。
くつ下
ツリーの飾りやプレゼントを入れる袋が靴下の形をしているのは、サンタクロースのモデルとなった聖ニコラウスの逸話が関係しています。
4世紀、聖ニコラウスはイタリア・ミラノにいた貧しい一家を助けようと真夜中に窓から金貨を投げ入れます。
その金貨が偶然、暖炉のそばにかけてあった靴下に入り、そこから「クリスマスイブに靴下をぶら下げておくとサンタがプレゼントを入れてくれる」と言われ、クリスマスツリーにも飾るようになったとか。
また似たようなものとして、お菓子がたくさん詰まったクリスマスブーツがありますが、これは日本だけでしか見かけないそうです。
ジンジャーブレッドマン
ジンジャークッキーを飾りに使うことも。そのクッキーが人形の場合、「ジンジャーブレッドマン」と言います。
発祥は16世紀、イギリス国王のヘンリー8世が、当時大流行していたペストの予防にショウガが効果的であることを知って、国民に食べることを推奨しました。その後、人々が国王を模したジンジャークッキーを焼くようになったのが起源だと言われています。
生姜は体を温め、様々な病気の予防対策に効果的であることから無病息災を願って、現在でもクリスマスシーズンに作って飾るそうです。
クリスマスリース
クリスマスリースの円形は、始まりも終わりもない“永遠”を表し「神に永遠の愛と命を願う」という意味があります。
ヨーロッパでは、幸運のお守りを意味します。またリースについたリボンには、「永遠の絆で結ばれますように」といった願いが込められています。一緒に飾られる柊や松ぼっくり、どんぐりは豊作を願い、付けるそうです。
今回ご紹介したクリスマスオーナメントは一部です。その他にも様々な種類や意味があるので、調べてみるだけでもクリスマス気分が味わえるかもしれません。
季節に関わる販促物やWebサイトの制作など、macasellにお気軽にご相談ください。