9割が知らない販促物のルール
こんにちは。macasellです。macasellでは様々な販促物の制作をご依頼いただいています。
例えば、Webサイトで使うバナーや店頭で使用するチラシ、ショップカードなど様々です。これらをご依頼いただく際、クライアント様とお話をしていると「情報量コントロール」や「伝え方」の設計は欠かせない大切なことだと実感します。今回はそんな制作物販促物に関するお話しです。
そもそも制作する販促物ってどんなもの?
「制作物」や「制作」といった言葉は様々な場面で使用される言葉です。以前「製作と制作」にも書いたように、「制作」は『アート作品』『音楽』『ウェブサイト』等を作るという意味があります。「制」の意味は、作り上げる、仕立てる、整えるという意味があり、英語だと“creation” “production” と表記されます。
今回、お話しするのは主にビジネスシーンで使われる販促物の制作についてです。
販促物の種類
販促物や販促ツールと呼ばれるものは数多くあります。
ポスター
カタログ
チラシ
ショップカード、名刺
ダイレクトメール
サンプル配布
ノベルティ配布
のぼり
看板
ショッピングバッグ
パッケージ
といった形のあるものから
バナー
Webサイト
LP
特設サイト
SNS
メルマガ
等のようにWebに関するものも販促物に該当します。
販促物を作る時に重要なこととは?
先ほどご紹介した販促物は生活の場や職場、SNSなどあらゆる場所に存在し、目にする機会も多いツールです。
そんな、販促物が『世の中に溢れている』という状況の中で、効果的な販促物を制作する際に重要なポイント、それは「情報量のコントロール」と「伝え方」です。
情報量のコントロール
販促物を作る際に、クライアント様は伝えたい情報が多くあります。
主題(タイトル、キャッチコピー)
副題(説明文)
期間
場所
詳細
その他にも情報があれば、あれもこれもとあっという間に情報で盛りだくさんになります。それらの情報は全て大切なので、お客様に伝えるべき情報に思えますが、全てが事細かに書かれた場合、「認識して」「理解して」「読み込んで」と受け手であるお客様は何重にも作業をすることとなり負担をかけます。
お客様も毎日の生活の中で販促物1つ1つを丁寧に見ることはできませんので、伝えたいままの情報を全て掲載してしまうと「伝わらない」「情報が残らない」販促物になってしまいがちです。
・ポスターの場合
歩いてる最中やお店の前等、動いている時にチラッと見ることがほとんどです。その場合は「主題」を大きく前面に押し出しながら必要最低限の情報にまとめ、制作します。
・チラシの場合
店頭でお渡しするチラシであっても、配布するチラシであっても、お客様の目に留まることが必須条件!その為、やはり主題を大きくわかりやすく伝えることでお客様の興味を惹きます。
そこから紙の大きさや伝えたいことに合わせて情報量を調節しながら制作します。
同様にカタログやショップカード、ダイレクトメール、バナー、Webサイト、メルマガ等も伝えたい情報の内容に合わせて、まずは「お客様の目に留まる」ような販促物を制作することが重要です。目に留まる為にも「情報量のコントロール」が欠かせません。
伝え方
情報の量をコントロールし、実際に制作に着手すると「どう伝えるのが一番伝わりやすいのか」「どうしたら目に留まるのか」「どうしたら読んでもらえるのか」といったことが課題になってきます。そこで販促物を制作する際に「伝え方」が重要になります。
「色」「レイアウト」「フォント」「素材(写真、イラスト、動画等)」といったデザインの構成を情報に合わせて制作していきます。色の数やフォントの種類、素材の使い方1つで印象が大きく異なり、伝わる販促物になるのか、伝わらない販促物になるのかが決まります。
事前に情報量をコントロールしつつも、この伝え方の段階でさらに削ったり調整したりもします。これらを積み重ねてやっと販促物が完成するのです。
依頼するには?
効果的な販促物を制作するには、基本的なデザインスキルの他に情報量のコントロールや効果的な伝え方、ターゲットが必要とする情報を正確に把握する力が必要となってきます。
その知識や経験をもったプロフェッショナルが macasell の制作担当です。
macasell ではライフワークやお仕事、業種、店舗問わずご相談いただけます。まずはお困り事についてお気軽にご連絡ください。ヒアリング・調査後、ぴったりのご提案(プラン)を作成致します。
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