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うーん、美味しくない。 マカピーの日々 #1261
マカピーです。
正直なマカピーの意見で、アピの料理が美味しくありません。
アピは家庭料理的な料理を沢山作るケータリングタイプの仕事をしていたのです。
今回2号店を任される立場で家族とともに赴任したのですが、レストランのシェフとして経験がほとんどないのでした。
1号店の午前担当コックとしてやってましたが、マカピーは彼の料理ではまかないメシ的なものを食べただけでした。
こちらに来て一週間以上経過したのですが、彼の作る料理に違和感を覚えるのはハナさんも同様でした。
下手ではないですが、プロとしてはいただけない点がいくつか分かりました!
一つの注文にかかる料理時間が長すぎる。
得意料理が少なく、1号店でもバスリから教わっていたくらいです。
良い性格でやる気があってもこの料理で長期間耐えられそうにありません。
その前にお客さんが戻って来なくなる可能性さえある、危機的状況です!
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それでかねてより計画していたコック二人体制で経験豊富なコックからアピも習って行く事に取り掛かる事にしました。
実はそのコックの候補は二人いまあいた。
一人はかつて1号店にいるバスリの同僚で今でも2号店近くの有名なレストランのチーフシェフをしているジャング。
実は彼とも数回会っていて、彼自身も移籍したいというものでした。
経験は文句なし、しかもどうやったら利益が出せるか現場の2号店で具体案を示すことが出来ました。
おお、ジャングに来てもらいたい。
ところが、彼はチーフシェフだけにアピの3倍近くの給与を得ているのでした。
うーん、ちょっと厳しいなあ。
しかも現在のお店に借金をしていて、それが完済できないと移籍できないからその肩替りを申し出て来たのでした!
アララ、働く前からこれではねえ。
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もう一人は1号店開店前に突然姿をくらましたサリ。
彼は家族と共に2号店から遠くないレストランで働いていました。
彼にも家族の問題もあり1号店の方で働きたいとの希望があったのですが、ともかく2号店の味をなんとかしてもらいたいので彼に来てもらう事になりました。
サリが合流できるのは給与日以降の4日後と決定。
しかも2人独身の手伝いも引き連れて来ると言うのでした!
ちょうど、スタッフに逃げられたところだったので、それで了解しました。
そこで急遽2号店の2階にある部屋の一人を改装してサリ家族ともう2人が住めるパーティションが必要になりました。
そこで、また1号店側に戻り大工のタンさんを同伴して帰って来て木材を買うなどして対応するのでした!
フーっ、毎日のように100キロ間を目まぐるしく行ったり来たりするマカピーとハナさんでした!
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そうそう、夕べ2号店のアピのところに辞めたはずの男子ナッシュが一人で戻って来てもう一度働かせて欲しいと頼まれ、どうしようかと尋ねられたのでした。
彼のまじめな働きぶりには好感を持っていたので、OKを出すと今日からちゃんと働いていました!
マカピーでした。
最後までお読み頂き感謝します。事態が少し好転してるかな?
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