長距離バスでクタクタ マカピーの日々 ♯1524
マカピーです。
バスでアンクル・ハリー(ハリー叔父)のところへやってきました。
と言ってもフィリピンの事で、昨日からマカピーはハリー叔父のところに来ています。
マレーシア側のコタキナバルから早朝4時前にマニラに到着したマカピーはタクシーでケソン市のクバオのバスターミナルに向かいました。
前回はハナさんと一緒で夜行寝台バス?で比較的楽に旅をしました。
今回は飛行機移動が楽だろうと思ったのですが、結構な料金なのでやはり陸路(バス)を選ぶことにました。
ただし、今回はマニラで一日過ごしてから夜行バスに乗るのより、このまま日中普通バスで行こうと思ったのです。
フィリピンは既にモンスーン期で台風が発生しているそうです。この朝も雨混じりの中の夜明け前の出発となりました。
前回も復路は日中便だったので10時間以上かかったのですが、今回は途中の道路工事もあり12時間以上の長旅になりヘトヘトになりました。
何よりも困ったのがマニラで買った地元GLOBEのSIMを何とか自分のスマホに差し込むことに成功したのですがその後、どうしても繋がらないのです。
(後で分かったのは、理由は新SIM登録をしていなかったからだそうです)
それでも一度だけハナさんと連絡が取れ、何とか15:00時に目的地に到着するだろうというテキストを送ることが出来たのでした。
次に困ったのが「乗り物酔い」です。
どうやら、バスに来た売り子から買った「ランソネス(マレー名はランサ)」を食べたのですがその種が異常に大きく捨てるのが面倒なので飲み込んでしまったのでそれが消化不良を起こしていたのかも知れません。
最初は乗客も少なく余裕で二席分を占拠して、夜行フライトでの睡眠不足を補うためにうたたねをしていたのですが、急に気持ち悪さで目が覚めいたたまれなくなったんです。
まずいなあ、トイレに行って吐いてこようかしら・・・
そう思っていると急に人が混み始めて、なんと座席が足らなくなっても更に客を乗せるものだから小さなプラスチック椅子を出して通路にまで座らせるようになったんです!
それって、定員オーバーでしょう!(笑)
これではマカピーがヨタヨタして中央にあるトイレに行くにも身動きが取れません。
吐き気を抑え込みながら、2時間ほどしてようやく中間地点での自社ドライブイン休憩で20分ほど外に出ることが出来ました。
フラフラ状態でトイレに行ったのですが嘔吐する気にもならず、ベンチで仰向けに寝転がっているといくらか気分も回復して来たのです。
そろそろバスが出発しそうになったので、自分の席に戻りました。
ところが運悪く吐き気がぶり返してきて、頭の中で呪文のように「ポジティブ・ワード」を繰り返すことにしたんです。
ボクは元気です。ボクは幸せです。ボクはラッキーです。ボクは旅を楽しんでます。ボクは豊かです。ボクは挑戦を楽しんでます。ボクは友達に恵まれています。ボクは・・・・うーん ボクは吐きたいです!
う、まずいフレーズ。
おお、ヤバイ! こみあげて来ちゃったよ。
車内に流れる音楽に注意を向けるとタガログ語の懐メロだったのですが、なんと日本の「ここに幸あり」が流れた時にはびっくりしました。
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