なぜ学校が必要なのかな? マカピーの日々 #1327
マカピーです。
日本語教育の中で教師の立場はファシリテーターだと聞きました。
年末年始を一緒に過ごしたミホリンは海外の学校で日本語を教えています。
マカピーが「学校って何のためにあるのかなあ?」って尋ねると「ヨーロッパの多くの国では他言語を学ぶ事はその言葉の背景にある文化や民族、習慣など多様性を学ぶ事になる」ので学ぶ必要性を重要視しているそうです。
「それじゃあ、その際の教師の役割ってファシリテーターって事になるの?」
「まさしくそうなのよ。我々はファシリテーターであり、言語を通じて学生の異なる意見や興味を汲み取って異文化理解を進める事になるのよね」
「大学生くらいになると、そうしたアプローチが出来るけど幼児からの教育で他の子供との協調性や集団生活に慣れる事で社会性を重んじる人間形成が出来るために学校に行くのかな?」
「Chat GPTなどAI機能が発達すれば知識的にはますます現代人のメリットが増すように思うけれど、そうした時代に合った技術革新も含め学習内容を変えて行く必要があるのよね。私は言語分野に関わっているだけどますます難しい問題になると思うわ」
「例えば集団登校している子供の列に酔っ払いドライバーのトラックが突っ込んで多数の児童がなくなった事件やどうしても止まない学校内のイジメやそれによる自殺問題もあるよね。我々の子供はなんとかひどい目に合わずに成人することが出来たけど、被害に遭った子供の遺族にとって学校教育って何か?かなり疑問が残る事になっていると思うんだ」
「最近ではN校だとかインターネット時代の学校スタイルも目新しくなくなってきたわね。すべての児童や生徒が学校へ行く必要性がないと思えば、もっと自由に選択することが出来ればいいと思うわね。そのうえで通学が必用な子とそうでない子供があるのだと思う」
「そもそも学位とか権威主義に対する反発もますます大きくなってきているように思うんだ。それは単なる『物知り』が偉いわけでもお金を稼げる仕事に就けるとも限らなくなってきているからじゃないかな?」
「これまで情報を発信できる新聞やテレビなどメディアが力を持ってきたけど、Youtubeなどで個人が情報を発信できるしインターネット時代のインフルエンサーは今後ますます政治的な力さえ持つと言われているものね」
まだまだその世界はずっと先の事と思っていても案外 ポンって実現しちゃうことがあるかも知れないしね。
それはUberやGrabといった配車システムが導入されない日本にも変化が起きているようです。
だって、タクシー会社をはじめとする既存の勢力が強いと「白タク」が増えるとその危険性を言う人がいるけど、世界中で真面目にUberをやっている人もいるわけだし、今後その流れは止められないと思うんです。
少子高齢化があり、人手不足のなかでどう生活を維持して行くのかという事もIT技術の導入に繋がって行くことだと思います。
新技術の導入はもちろん気を付ける点もありますが、新しいビジネスチャンスの芽を摘まないためにも積極的に支援すべきだなあって教育談義から思うのでした。
今後も今のスタイルの学校が必用なんでしょうかね?
マカピーでした。
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