日本の若者に未来はある! マカピーの日々 ♯1478
マカピーです。
日本の若者の未来は明るいと思える本に出合いました。
マカピーは相変わらず毎日Audibleで読書をしています。
聴き放題でも相当な量があるので、聴いている著者が薦める別の方の書籍などを読むことも出来るのは図書館にいるような感覚です!(笑)
今回はマカピーの好きな橘玲(たちばなあきら)さんが若い人向けに書いた『人生は攻略できる』です。
(Audibleで聴くと新版内容で聴くことが出来ます)
日本の未来は暗い! そんな論調ばかりのニュースにあふれている世の中ですが橘さんは若者の未来はそれほど暗くないって思っているのでした。
それは、少子高齢化が進むと少数の若者が年金受給者を支えるトンデモナイ世界が現れるような話ばかりが注目されていますがどんどん世の中が変わっているのでチャンスはあると若者を励ましてくれています。
これまで日本の教育システムで育ち、更に就職すると「サラリーマン人生」が始まると言われていましたが終身雇用制も崩壊しつつあり、COVID‐19のパンデミック以降は旧来の通勤スタイルも大幅に変わりつつあります。
確かにワーキングプアと呼ばれる若者層や非正規雇用者の問題がクローズアップされながら改善が遅れている現状があります。
そもそも企業は「親」のような存在ではない事が分かり、若者は一つの会社にしがみつかずに簡単に転職できる世の中になっています。
だって、少子化ですから日本人の若者が「金の卵」になってきているのです!
会社も若者に人気のある企業でなければ生き残れなくなっているのです。
だからこそ、著者は若者側も人生を楽しめる戦略を練って、それを攻略できるだろうと解説しているのです。
例えば、勝間和代さんも人生の中で自分をコモディティ化(替えが効く歯車)にならずスペシャリスト(必要な存在)になるようにするべきと言ってます。
それは日本企業の中で「サラリーマン化」すると数年ごとに異動や転勤があるという日本独特の雇用スタイルに組み込まれてしまい「専門家」になる事はないまま「定年退職」してしまいます。
ところが例えば65歳で定年した後の人生(平均寿命)の残りが20年以上もあるので家のローン返済などに退職金をあてるとちょっと生活が厳しいと思えば再就職することになります。
それでもそれまで普通のサラリーマンを経験してきただけですと「スキル」が無いのと、就職はあるにしても給与面で不利だというのです。
マカピーも専門職ではありませんでしたけど(苦笑)
(落合陽一さんも人生と言う戦いのルールが変わりつつあると言ってます)
もはや高学歴を目指すのよりも早く最先端産業での実績を積んでスキルを高め高額所得を得る職業に就くか、起業してしまった方が良いのかも知れません。
ともかく、若いこれから社会に出て行く皆さんには「未来を悲観せずしっかり攻略してもらいたい」と応援したくなる本でした!
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。みんなで日本の未来を明るくしよう!