え、コックがいないの?!マカピーの日々 #1198
マカピーです。
厨房機器を一緒に購入に行ったコック候補がいません!
昨日100㎞離れた町から帰る途中ハナさんがかなり怒っていたのでした。
というのも明後日に開店を控えたAdik Kitchenのコックがいないのです。
なんと、今度はそう来たか!
確かに1週間前に奥さんのお父さんが亡くなったので、彼女の実家のある100㎞離れた町に行っていると聞いたので「そりゃ、大変ですね。お悔やみ申し上げます」という会話をコック候補のサリの母親と話していたのです。
サリとは厨房機器を一緒に見て回って、その時に働いている食堂を辞めこちらに移って仕事をする話がついていたのです。
で、そろそろ打ち合わせもあるし20日(日曜日)が開店日だ、と伝えてあるのに帰って来るのは9月15日だというではないですか!
え、一カ月もそっちにいるの?
じゃあ、こっちの開店はどうなるの?
やっぱり、開店前のドタバタは予想していたもののさすがに「コックのいない食堂」ってありかしら?
いやー、ドラマ仕立てになるような展開ですね!
で、今朝アディにその事を伝えるとその反応にマカピーは感心しました。
アディ:「しょうがないわね。私が料理するわ!出来るわよ」
マカピー:「ともかく開店が先で、最初は品数が少なくてもいいからしばらく我々で耐えよう!」
昨日はかなり激怒していたハナさんも落ち着いていました。
ハナ:「そうね。前夜の19日には私も下準備をしておくわ。こう見えても私はレストラン経営をしていたし、ハリラヤ(断食明け)には300人分くらいのふるまいの料理を一人でガレージで作ってたくらいだからやろうと思ったらできるわよ」
確かに、開店直前のサリの「心変わり」に恨みつらみを連ねてみても何もなりません。
ひとくさり「ショウモナイわね!」と言った後はもはや彼が戻って来ることを二人とも期待しない、心の切り替えの早さには偉いなあって思いました。
アディなんて27歳ですよ、すごいですね。
だって、普通こんな展開になったら、いつまでもその事を引きずってしまい気持ちが落ち込む事だってあり得るじゃないですか?
でもそれって全然役に立たないんですよね。むしろ健全な気持ちに害を及ぼします。
ということで、こちらの人の生死観について以前書いたことがありますが、「覆水盆に返らず」と潔い感じがします。
こうして、マカピーにとってもいつまでもクヨクヨしない性格は見習うべきだなあって思いました。
今日も店内の片付けなどを行っていたのですが、まだ買い足すお皿などがあってハナさんとアディは二人で買い物に出かけていました。
で、帰って来ると「そうそう、コックが見つかったわ」とハナさんが言うではないですか。
マカピー:「そりゃラッキーだね。で何時インタビュー?」
ハナ:「午後にレストランに来るって言ってたわ」
で、修繕工事をやっていた三人のワーカーが午後5時に帰った後にアディ、ハナそしてマカピーの三人でコックの登場を待ったのでした。
でも、そのコックも遂には現れなかったんですよ!
オイオイ、どうなってんだ?
明日は開店前日だよ!
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。もう一悶着(もんちゃく)あっても絶対開店してやるぞ!(笑)