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アナタにとって家族って何ですか? マカピーの日々 ♯1460
マカピーです。
パソコンを開けて気付いたのは、5月15日が「国際家族デー」という事でした。
へー、そんな記念日があったんだ!?
1993年の国連決議で宣言されたそうですが、不覚にもマカピーは全く知りませんでした。
国際家族デー(International Day of Families)は毎年5月15日に定められた国際デーです.
この日は、1993年に国連総会でA/RES/47/237決議で宣言され、国際社会が家族に付け加える重要性を反映しています.
国際家族デーは、家族に関連する問題について意識を高め、そして家族に影響を与える社会的、経済的および人口学的プロセスに関する知識を高める機会を提供することを目的としています.
今年の国際家族デーのテーマは「Families and Climate Change」(家族と気候変動)です.
家族は持続可能な開発のための2030アジェンダの実現に向けて重要な役割を果たしており、特に持続可能な開発目標(SDG)3であるあらゆる年齢層の健康な生活と福祉の増進を目指す上で欠かせない存在です.
子どもたちの健康成長には愛情だけでなく、医療や教育などの基本的な支援も必要です。また、若者は感情的な支えだけでなく、リプロダクティブ・ヘルスに関する情報とサービスも求めています。
さらに、LGBTの安全と受容は公衆衛生上の課題となっています。女性と女児は家庭内でも差別や暴力を受けており、これが生涯を通じて健康と福祉に影響を及ぼす可能性があります。高齢者の健康にも家庭生活は重要であり、政府や企業、各関係機関は家族が果たす不可欠な役割を支援する必要があります。
今年の国際家族デーを通じて、家族が持続可能な開発に貢献できる環境をつくり、誰もが置き去りにされない社会を目指しましょう。
むしろ日本では馴染みが薄く、世界各国で祝日としている「国際婦人の日」とかはいろいろな国で経験していますが、この「国際家族の日」は知らんかったなあ!
ちょっと古いですが、2016年の事務総長のメッセージは以下の通りです。
国際家族デー(5月15日)事務総長メッセージ
プレスリリース 16-040-J 2016年05月15日
今年の「国際家族デー」は、世界各地で家族が混乱と悲劇に直面する中で迎えることとなりました。暴力的な過激主義の台頭、強制避難の影響、異常気象その他の課題は、危機的状況に置かれた家族の健康と一体性に甚大な被害を及ぼしています。比較的安定した社会でも、家族は依然として暴力や差別、貧困との闘いを強いられています。
家族は、大胆かつ包摂的な「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実現に向けた私たちのグローバルな取り組みの前線に立っています。すべての国連加盟国があらゆる年齢層の健康な生活と福祉の増進を目指すという、持続可能な開発目標(SDG)を達成するうえで、特に欠かせない役割を果たします。
子どもたちが健康に育つためには、愛情だけでなく、医療や教育をはじめとする基本的な支援も必要です。多感な思春期を迎えた若者は、感情的な支えのほか、リプロダクティブ・ヘルスに関する情報とサービスも必要としています。若い男女の同性愛者や両性愛者、トランスジェンダーの人々(LGBT)の自殺率は、全人口と比べてはるかに高くなっているため、その安全と受容は公衆衛生上の課題となっています。
多くの社会では、女性と女児が家庭内でも差別や暴力を受けており、このことが生涯を通じ、その健康と福祉に深刻な影響を及ぼすおそれがあります。家庭生活は高齢者の健康にも重要な意味を持ちます。その貢献が家族やコミュニティーに認められることによって、高齢者は活発かつ健康な生活を続けられるからです。
各国政府は、家族がさまざまな形で果たす不可欠な役割を支援しなければなりません。親が出産の時期や子どもの数を決定できるよう、リプロダクティブ・ヘルス・サービスへのアクセスを提供すべきです。親が新生児に人生の最高のスタートを切らせてあげられるようにするためには、妊産婦医療と育児休暇も欠かせません。
私は政府や企業、各関係機関その他のパートナーに対し、ケアが家庭生活に不可欠な要素であることを認識するよう呼びかけます。誰もが人生の何らかの時点で、家族からケアを受ける必要があり、また、こうした必要が生じたときには、誰もがケアを提供できるべきです。
政策や法律を通じ、支え合う家庭環境や前向きな子育てを促進すれば、家族が健康で幸せな子どもを価値ある生産的な大人へと育てることに役立つでしょう。
誰も置き去りにしないということは、どの家族も置き去りにしないということを意味します。
今年の「国際家族デー」にあたり、あらゆる年齢の家族が皆、私たちの世界に貢献できる能力を発揮できるような支え合う環境をつくることにより、持続可能な開発を進めていく決意を固めようではありませんか。
皆さん、以上のメッセージから「国際家族デー」を理解されましたか?
え、そもそも難しい単語の羅列で読む気にもならない?
そうですよね(笑)
マカピーは読んでもうまく理解できないばかりか、何だかどこかピンボケな感じがするのです。
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それで、「じゃあ、日本での取り組みってどうなのよ?」 と更にCopilot (Chat GPT)に尋ねると以下のように解説は続きます。
日本では、国際家族デーに向けてさまざまな取り組みが行われています。以下はその一部です:
「日本テレビ」のキャンペーン: 日本テレビは「7days TVかぞくって、なんだ。」キャンペーンを開催し、さまざまな番組で「かぞく」に向き合っています。
家族に関するイベント: 日本では、家族に関連するさまざまなイベントがあります。例えば、勤労感謝の日や子供の日などがあり、家族との絆を深める機会となっています。
家族政策の推進: 国内の政府や地域社会は、家族が果たす不可欠な役割を支援するために、リプロダクティブ・ヘルス・サービスへのアクセスを提供したり、育児休暇を導入したりしています。
国際家族デーを通じて、家族が持続可能な開発に貢献できる環境をつくり、誰もが置き去りにされない社会を目指しましょう。
だ、そうです。
まともに回答しているのは1の日本テレビのキャンペーンだけです。
他は国際家族デーの取り組みと言っているのに「勤労感謝の日」や「子どもの日」に及んでいて、もはやカオス的状態。
決定的なのが「家族が持続可能な開発に貢献できる環境つくり」で、これって何なの?
つまり、家族って国連の言う2030年目標のSGDsだかの戦略に組み込まれているってことなの?
ところが、直近2024年の国際マザーアース・デー(4月22日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージには、もはやSGDsという言葉はマカピーには見つけることができませんでした。
当然、2030年まで旗振りをすると思った国連ですらSGDsを言わなくなっているようですし、マカピーのいるマレーシアでも聞いたことがありません。
何だかSGDsってもう忘れられた存在のように見えませんか?
ところが、日本社会ではいまだにSGDsを意識しているようですね。
それってCOVID‐19の蔓延拡大防止対策を続けてマスクを外さない国である事と何か関係があるようにも思えるのでした。
つまり、日本と国際社会との「タイムラグ」があるような感じでしょうか?
そういえば、家族ゲームってありましたよね。
あのドラマの中での家族って何だったのでしょうか?
マカピーがこだわっているのは「家族をどうとらえるか」という事なんだと思うんです。
マカピー自身は「家族が社会を構成する最小共同体(核)であるから、その健全性が求められている」という理解なのですが、果たしてそれでいいのでしょうか?
じゃあ、さらに原点に戻り、そもそもその「家族」って何なのでしょうか?
皆さんも、ちゃんと考えたことありますか?
「そりゃ、結婚して子供が生まれたら家族になるでしょう!」
確かにそれも基本形だと思います。
でも、いろいろな理由で血縁関係がない家族だってありますよね。
マカピーの友達にもいますが、自分の子供ではないけど自分の子供として育てているご夫妻がいます。
そんな場合でも家族ですよね。
子供たちが成長し独立して新たな家族を作るとなると、それまでの家族は家族でなくなるのでしょうか?
衣食住を共にしている期間の関係だけを「家族」とするのでしょうか?
うーん、どうなのかなあ?
そこでマカピーは性懲りもなくCopilotに再度尋ねました。
すると、こんな回答でした。
家族は、配偶者や血縁関係、姻戚関係にある人々で構成され、精神的な結びつきがある最も小さな共同体です1. 以下は家族の定義について詳しく説明します。
辞書の定義:
Oxford Dictionariesでは、英語の「family」について、大きく分けて3つの意味を挙げています:
ふた親(両親)とその子たちで、ひとまとまり(ひとつの単位)として一緒に暮らしているものたち。血縁や結婚によって関係づけられた人々です。
共通の先祖を持つ全ての人々。
日本の法律上の定義:
民法では、家族の定義を直接的にはしていませんが、親族については定義しています。親族とは「6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族」を指します。ただし、民法以外の法律や文化によって家族の範囲は異なります.
家族の持つ機能:
家族はさまざまな機能を持ちます。例えば、性的機能、生殖機能、扶養機能、経済的生産的機能、保護機能、教育的機能、宗教的機能、娯楽的機能、社会的地位付与機能などがあります.
家族は、個々の文化や状況によって異なる形を取りますが、感情的な結びつきを共有し、日常生活を共同に営む集団として、私たちの社会において重要な存在です。
なんと、家族とは民法上の定義は無いんですか!?
いろいろ難しそうな表現が並ぶのですが、最後の「日常生活を共同に営む集団」という事ではマカピーのほぼ考えていた通りでしたが、それで家族とはなんであるかと言うスッキリとした回答を得られたわけではありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1715845765636-ErSUihlWv8.jpg?width=1200)
実は年末日本に帰っていた際にマカピー妻から「アナタにとって家族とは何か?」と問いかけられて、即答が出来なかったのです。
それで、いつまでも頭の中で「家族って何?」という問いかけが頭の中を反響しているような感じが続いていた状態だったんですね。
それで「国際家族デー」という事だったので、「家族って何なのか?」をこれまで考えてきたのです。
それでも、まだスッキリと明解とはなっていないんですけど。
どなたか良い考えがあったら教えてください、お願いします。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。ますます「家族」が分からない!
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