それでいいのか? マカピーの日々 #1344
マカピーです。
心の中に「それでいいのか?」っていう問いかけが聞こえるのでした。
金曜日はマレイシアでは「ジュマアット:Jumaat」で安息日というかムスリムが礼拝に時間を割く日なので、町の店の多くが休んでいるので静かです。
マカピーは朝起きると何か聞こえるような気がしたんです。
そして「あれ、何か忘れていなかったっけ?」って考えるのでした。
そうだ、夕べ自宅に帰って来た隣の配管工さんに「明日の朝に寄って流しの下の配管を直して」と頼んでいたのです。
危うく忘れる所でした!
彼は中華系で仕事帰りには毎夕近くのお店でビール缶を開けているのでしたが、その彼が何時出勤するかはっきりは知りません。
そうだ、ハマナスレストランも今日は午後5時に開店するのでシャッターが下りたままなのです。
これでは配管工さんが前を通り過ぎても、中にマカピーがいるか分かりません。
急いで階下に行き、シャッターを一つだけ開けると、目の前に配管屋の古いプロトン・サガ(車両)があるのを確認した「セーフ」だと分かりました。
そこで店内から二人用の小さなテーブルを出して、そこで彼を待つことにしました。
しばらくすると、背後で洗濯ものをするハナさんがバスケットを持って降りて洗濯機のある奥へ消えて行きました。
ノートを広げてテーブルの上で書いていると、配管工さんが隣の階段のクラッシュ・ドアを開けて出てきました。
「おはよう!」と声をかけると彼は二つのゴミ袋をヒョイッと持ち上げ「あ、オハヨウ。うん分かった。すぐ水漏れを見に行くよ」と言ってくれました。
よかった、チャンスを逃さずにすんだぞ!
配管工さんはゴミ袋をハッチバックに乗せると「どれどれ」と店の中に入ってきました。
「ここ、新しいカランを取り付けたんだけどシンク下の配管から水漏れが止まらなくなっちゃってね」
「ふーん、じゃあ栓を止めてくれる?」と言われたので女子トイレの中の壁の止水栓を回して水を止めました。
やっぱり餅屋は餅屋です。
マカピーの我流のテフロンテープをグルグル巻く接続ではなく、きちんとパッキンのリングを調整して直してくれました。
「二階のシャワー室の漏れもあるんで見てくれる?」と様子を見てもらいました。
ただ配管工さんの出勤前なので「じゃあ残りは、午後にでも寄って直すよ」というゴミ袋を二つ乗せた車に乗る彼を見送りました。
そうだ、もう一つクッション屋さんのユスナにお願いしていた壁スイッチの交換があったぞ!
そう、「それでいいのか?」つまりやり残している事はないのか?
このタイミングで出来る事はなんだっけ?
思い出すことが必要なのですね。
そして、心のうちにその声が聞こえるっていい事だと思うのです。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。内なる声に耳を澄ますって事のかな?(笑)