オスですって! マカピーの日々 #1070
マカピーです。
キジ(雉)のオスがいたのですが、メスだという人がいるのでした。
今朝は早朝散歩コースを変更し用水路に沿って南下したのでした。
春爛漫のなか護岸加工された用水路は、自然堰堤に変化すると緑あふれる岸が広がっていました。
この用水では時々、ウ(鵜)がチャポンと水に潜っては漁を繰り返している様子なども楽しめます。
あまり、調子に乗って家から遠ざかりすぎると帰りが大変なので戻ろうと用水から離れ路地に入ると空地にキジが見えました!
赤い顔をしたオスです。
スマホでその姿をおさめていると、向こう側からオジサンが散歩に来たのでキジの方向を指して「キジがいますよ」と小声で教えました。
オジサン:「え、どこに?」
マカピー:「あそこの木の下です」
オジサン:「お・・・いたいた。メスですね!」
マカピーはビックリしました。(どう見てもオスでしょう!)
オジサン:「やっぱりメスですね。この辺にはよくいるんですよ」
マカピー:「(オスですけど、まあいいか)よく鳴いてますよね」
オジサン:「そうですね。あれはメスですね」
どうしても、メスだと思い込みたい方のようです。
すると、それに気づいたのかキジが大音響で「ケーン、ケーン」と鳴いたのです。
全体の色が美しいのがオスですし、メスを呼び寄せるあの鳴き声を聞けば「オスだ」って多くの人が知っている事と思うのですがねえ。
きっとオジサンは誰かに会って「そこにキジのメスがいて大きな声で鳴いてたよ!」って話したりするのでしょうか?
でも、マカピーもしばらくその事を考えて、ふと気づいたことがありました。
誰もが動物学者でもなければ植物学者でもありません。
いちいち「自分の生活圏をつぶさに気にしながら生きている人」ってそれほどいないと思います。
マカピー妻だって「バラとヒマワリの花の違いは分かるけど、後はダメ。そもそもワタシ動植物に興味がないのよ!」って言っているくらいですもの。
これって「自分の持っている常識」と「他人の常識」とに差異があるという事になるわけですよね。
しかも、専門的な詳細を丁寧に伝えようとすればするほど「ドン引き」される可能性があるというのです。
「この人バカよね、私が興味ない事をツラツラと説明して!」
毎日の生活でも、こうした事はよく発生しそうです。
皆さん、注意しましょう。
その人はアナタの話を聞きたがっていますか?
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。反応を確認しましょうね!(笑)