キミも「生きた化石」なんだ マカピーの日々 #1419
マカピーです。
久々にナショナルジオグラフィックの記事を見て思ったのです。
(サムネ写真は「ホウガンノキ:canon ball treeの花です」
これまで「生きた化石」と言われてきた生き物を見たことってあったかしら?
そうだ、シーラカンスがいたなあ!
南アのプレトリアの博物館にホルマリン漬けされた標本があって、コモロ諸島だったかで捕獲された記念すべきシーラカンス第一号だったらしい。
そうだ、マカピーにとって「生きた化石」の代名詞はこのシーラカンスだったんです!
いまではシーラカンスはアフリカ近海だけでなくアジアでも発見されています。
ところが当時は化石でしか確認されていなかった生物が捕獲され科学者によって現存していると再確認されたのです。
だから世界的なニュースとなったんですね。
まったく博物館とはワンダーランドです。
マカピーの予想を超えてまさかこの内陸地の博物館の前にはシロナガスクジラの骨格標本があり、庭の足元には大きな珪化木が横たわっていているなんて、マカピーは狂喜したものでした。
かつてのトランスヴァール自然博物館も時代と共に地元の名前に変更さてていましたが、有名な原人の頭蓋骨よりもマカピーが驚いたのは日本の南氷洋捕鯨の紹介でした。
曲がった大きなハープーン(銛:もり)やダーバンに存在していた南氷洋捕鯨の日本の水産会社(現マルハニチロ)の工場で扱っていた鯨肉の段ボール箱やシロナガスクジラとマッコウクジラのポスターがありました。
そのポスターにはマカピーも見覚えがありました。
小学校の頃「捕獲されたクジラって全てが人の為に利用されるんだね」って掛け軸で図解してくれているポスターそのものだったのです。
まさかあのポスターにこんなところで再会すると思いませんでした!
更に今流行りの「昆虫食」についてのコーナーがあり、日本は信州の「蜂の子」などの缶詰がディスプレイされていたのです。
今でも博物化に行くとワクワクしますが、南アという国がいかに当時でも自然科学分野で進んだ国であったかを教えてくれる場所です。
さて、今回のナショナルジオグラフィックで紹介されたのはガーでした。
ブラックバスなどと同じく日本に持ち込まれアリゲーターガーが多摩川などでその棲息が確認され危険な外来生物とされている魚でワニのような口をしているのが特徴です。
体長3mにもなる巨大魚だそうです。
それを釣り上げればかなりのタックルになるでしょうけど、日本にこんなのが河川や湖沼にいたら周辺の生態系が崩れてしまうのは理解できますね。
日本はペットブームがあり一方で法整備がされておらず世界中から希少動物を買い集めた過去がありその結果「飼えなくなった」「飽きた」と勝手に放流された生物が住み着いてしまった例もあるそうです。
気を付けたいですね。
カブトガニも生きた化石として有名ですね。
マカピーも先日ボルネオ島北部マレーシア国サバ州で見かけましたが、確かに原始生物のような風格でしたね!
何気ない毎日の中ですが、ペットショップで「あ、これ欲しいなあ」って思うのは素敵な事です。
それでも自然保護と生物多様性のバランスをもう一度考えましょうね
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。ボクも「生きた化石」なのかしら?