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ナルホド、絶妙のタイミング!マカピーな日々#0894
マカピーです。
タイのバンコクに来たのですが、番狂わせが発生!
今回の1週間のバンコク滞在では、こちらにいる友人を訪ねたり銀行手続きも予定されていました。
ところが、初日バンコクのスワナプーン国際空港に到着後アパートに行って愕然としたのでした。
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その前にちょっと説明。
マカピーは25年ほど前、手狭となったドンムアン空港から新国際空港が建設されるというので、そちら側にアパートを持つことにしたので毎回バンコクに来るとそこに宿泊するのでした。
その頃マカピーはネパールのカトマンズに滞在していたのですが、日本へ帰国する際には必ずバンコク経由だったので「将来的にここを起点に活動する」という予想の元にアパートを持つことにしたのでした。
家族5人で移動すると、宿泊費もバカにならないので小さくてもいいから拠点を持とうという考えからでしたが、友達のシューちゃんが「ボクもその話に乗った」と同じ棟の13階のお隣に収まったのでした。
彼はマカピー妻とボランティア時代から相当長い付き合いです!
さらに内装もマカピーが描いたスケッチを彼らのボランティア時代の地元友人の経営する建築会社に依頼して安く仕上げてもらいました。
その時もシューちゃんは「じゃあ、ボクも同じデザインでお願いしまーす」と結局廊下の突き当りにあるお隣さん同士シンメトリックな間取りと床、棚、ドアなどの設えとなったのでした。
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実はタイの新築アパート(高級コンドミニアムとは違いまーす)は引き渡しがタイル床でコンクリート壁むき出しのままというのが一般だったので、もう少し温かみがあった方が良いと、フローリングや壁紙そして入口の防犯グリル・ドアも設置したのです。
そこまでするんだったら、内側に二軒をつなぐドアを付ければよかったのにとは、マカピー息子たちの意見でしたが案外そんなのでよかったのかも。
マカピー達は海外生活が長く、バンコクに立ち寄るのは年に数度という頻度でしたが、旅の途中で「自宅」に戻る安心感があり助かりました。
しかし時間が流れ子供たちも独立してしまうと、バンコクに来る頻度がせいぜい年に一度となっていたのですが、シューちゃんは仕事を辞めたので本格的にバンコク住まいを始めていました。
彼はボランティア時代から、バンコクに詳しくオートバイも車も乗っているだけでなく、2週間録画できるケーブルテレビを契約して「有閑マダム」的な生活をしているのでした。
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今回も「シューちゃん、お久しぶり!」と挨拶をして久々の自宅に入ると「むむむ?」ちょっと妙な感じがするのでした。
窓を開け放ち、今晩寝られるようにと床掃除をしてモップかけをするのが通例でした。
マカピー宅にはベッドが無くフローリングの上にゴザ、そして布団を敷いているのです。
こうすると沢山友達が来た時も対応できるので普段は何もない部屋(寝室)と寝具や着替えのある衣装ケースや干し物をするもう一つの寝室そして冷蔵庫と小さな流しのあるリビングの2LDK(45㎡)です。
その寝室には出窓状のコーナーがあり、そこを小さな棚を設えてありました。その引き出しが上手く開けられないのです。
「???」
ではそのわきのノブを引いて2段の棚があるはずが「何じゃこれは?」
そこにあったのは棚の天井からぶら下がる白アリの巣でした!
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マカピー:「アチャー!ちょっと来てよ。大変な事になってるよ」
マカピー妻:「なによ、エー!その塊は何なの?」
マカピー:「白アリの巣。もうシロアリはいないけど」
マカピー妻:「どおりで、羽蟻(はあり)の羽が部屋中にあったわけだ!」
マカピー:「他にもやられていないかチェックが必要だね。それから壁紙がカビているうえに剝がれちゃっているよ。前回ボクがキミと来たのが3年前だったかしら・・・」
マカピー妻:「その後ワタシは2年前に来たけど、こんな風じゃなかったわ。やっぱりCOVID-19 の影響でバンコクに来れなかったのは痛かったわね」
隣のシューちゃんにも見てもらうと「え、こんな風になってしまったとはビックリ。ボクが頻繁に空気を入れ替え出来れば良かったのかも。残念」
早速翌朝から「白アリ対策」x 「壁紙張り替え」の二つのテーマに頭を絞ることになりました。
一番最初にマカピー妻が「滞在期間の1週間じゃ二つやるのは無理だから、サバに行くフライトを変更しよう」というものでしたが、マカピーは反対して「ともかく時間内にやれるよう努力しよう」という事になりました。
まず、アパート管理事務所へ共益費や水道代を支払いに行きながら「白アリ」「壁紙」の業者を聞き出し、時間のかかりそうな壁紙業者に連絡を取り、早速「壁紙選び」に事業所に行きました、シューちゃんと一緒に。
実はシューちゃんも壁紙を換えたいとは言っていたのですが決心がつかずマカピー達が動いたので「じゃあ、ボクも」といういつもの便乗シューちゃんでした。
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ところが、壁紙選びしても途中でシロアリ駆除の業者が消毒するので、壁紙はがしの作業が中断されるのでした。
それでも、白アリ駆除噴霧消毒しながら壁紙業者のオバチャンと交渉しながらようやく明日最後の壁紙貼りまでやって来たのです。
その翌朝はサバに出発なのでギリギリなのです。
天井部のペイントをしてもらいながら、マカピーもフローリングでダメージを受けた個所の補修をしていたのですが、そこにスコールがやってきました。
今年のバンコク地方は雨季がなかなか明けずに連日雨が降るのですが、今日の降りはものすごいものがありました。
フローリングの材料を買い足して、加工して最後のピースをはめようとしたら、フローリングの高さのコンクリート壁の小さな穴から水が出てきたのです。
やややや!
少し乾燥させるのが良さそうで、小休止。
と思ったら今度は天井の裏から見える外壁側からポタポタ雨漏りが始まったんです。
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アパートの構造に係るもんだんですから、管理事務所に連絡するとスタッフが見に来て「うん、良く分かったよ。幾日かしたら水漏れ対策をします」
と言うのでした。
マカピー妻:「ちょっと待って、私たち明後日の朝のフライトでいなくなっちゃうのよ。雨漏り止めてくれなきゃ壁紙貼れないでしょう!」
スタッフ:「そういわれても、明日というわけにいかないんです」
早速、壁貼りを管理しているオバチャンに緊急連絡すると「そりゃしょうがないわね。できるところは明日やるけど、日を改めて残りの壁の防水加工した側を仕上げるわ。そちらの日取りが決まったらシューちゃんから鍵を借りて作業することにするってことでどうかしら」
マカピー妻:「ありがとう。明後日出発できないかとハラハラしたわ」
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この後、シューちゃんと夕食のパッタイを買いに外に出るとくるぶし深さまで水たまりが出来ていていました。
マカピー:「今回は思いもよらないバンコク滞在になっちゃった」
シューちゃん:「それでも、うまく行きそうで良かったね」
マカピー:「本当にそう思うよ。偶然にも突然の大雨で、事務所側にも雨漏箇所が確認できたから助かったよ」
シューちゃん:「不幸中の幸いっていう事かな?やっぱりラッキーだよキミたちは!」
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マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。試練があっても、諦めないぞ!
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