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走り始めてから考える? マカピーの日々 #1061

マカピーです。
ほんとうに、やって見なきゃわからないんですよね!

マカピーが昨年11月からマレーシアで仕事をしようと決めた時に、「確信」なんてありませんでした。

正直言って、今だってないです!(笑)

いろいろとうまく行かないときは、投資額を回収できないまま撤退しなければならないかと不安に襲われますもの!


最初何て読むのか分かりませんでした「起こして」なんですね!

それでも、初めて生産現場に行って見てハナさんと相談しながら「あ、これってやってみたらできそうだ!」って閃いたんです。

普通だったら、今さら無謀な事をするんじゃないよ!て、言われるかもしれませんが偶然マカピー妻がいないところで決めちゃったんですよ!

だから後で言われましたよ。

マカピー妻:「アンタはいつも事後承諾よね!」
マカピー:「で、自己資金で始める事になったんだ!」
マカピー妻:「え、それが話が違うじゃない!ハジさんの会社をまかされたって言ってたよね」
マカピー:「それがさ、事業開始に回せるお金が無いんだって・・・」

マカピー妻:「呆れた!アンタそれで自分のお金で始めるって、私に聞かないで勝手に決めたわけだ!」
マカピー:「すみません」
マカピー妻:「フン、アンタのすみませんは『全く反省していません』っていう事よね!」

そんなこんだで始まった事業だったのです。

鼻緒が切れたゾウリがすてられていました

で今はどうかって言うと、一応生産が始まって初めての出荷もしたのですがどうも様子がおかしいのです。

それは、どうやら誰かに騙されている様なのです。

それは出荷してみたら、生産物の約三分の一がが既定の基準に達していないので受け取り業者から損害賠償請求を受けてしまったからです。

マカピーは「どうしてこうなるの?」ってハナさんと首をかしげたものです。

やがて分かったのは、出荷の際に低品質のものを混入して「見せかけ」の生産物にしていた人物がいるって事です。

しかも、彼を信用して業務を任せたので、いろいろと便宜を図って来たのに出荷を境に急に彼の態度が大きくなってきたから「どうして?」って思っていたのですが、やがてその疑いが確信に変わるのでした。


沖合に出て行く手漕ぎボート

彼:「こんな仕事が忙しくちゃやっていられない」「他の人にやらせてくれ」「あの道具が欲しい!」

急に「お前たちはオレがいなけりゃ何もできないだろう!」という態度になったのです。

この事業を通じて村全体に裨益効果があるように始めたのですが、何人かがそれを逆手にとって我々を利用しようとしているのです。

それを認めるのはマカピーもとてもつらい事でしたが、慈善事業をしているわけではないのです。

これまで彼の家の後ろに大きな貯蔵庫を建設する話をしていたのですが、取りやめる事にしました。

ハナさんと相談して、彼に仕事の一部を依頼する事を止めて、彼は一般の生産者として活動してもらい他にも我々の指示を無視している村人に警告をすることにしたんです。

そのために既に2か所の生産場所での事業許可を取得していたのです。


ミツバチが花の蜜を吸ってました

今日はハナさんがその許可証を見せてこう言ったのです。

ハナ:「既に皆さんは我々からスタートアップに必要な資材提供を受けて生産物を他に売らないというサインを交わしていますよね」「更に各種依頼がありお金まで借りている人がいます」「だから私達を利用するだけの人が誰か分かったら役所に訴える事にしますから覚えておいてください」

どうやら、マカピー達が既に事業許可を持っていると知らなかった、彼を含めたその場にいた村人は焦っていたようです。

更にハナさんはわざと大きな声でこういうのでした。
ハナ:「明日からある人に依頼して、これまで我々が提供した資材でどれだけの生産量が上がるのか調べさせます」「私たちは郡の役所だけでなくここの村長の許可も受けていますので、この事業を阻害する人がいれば後で困ったことになりますよ!」

マカピーは「もうそのくらいでいいよ!」って抑えたのですがますますハナさんの演説は続くのでした。

その後で彼女はこう言いました。
ハナ:「いい、私はみんなに聞こえるようにワザと言ったのよ。今夜中には、村中に許可証の話や嘘をつくとまずっていう噂が広がるでしょうね!」

と、マカピーに向かってウインクをして見せたのでした。

海が気持ちいいなあ

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。まだまだ序の口です!







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