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「青春18きっぷ」旅 前編 マカピーの日々#978

マカピーです。

日帰り冬の旅で「青春18きっぷ」を試すことにしました。

もちろんその存在は知ってたのですがマカピーは『青春18きっぷ』を利用した事が無かったのは、自分にはそれを利用する機会がないと思っていたからでした。

ところが、マカピー妻の家族はこれをよく利用していたそうです。群馬の田舎と都会の川崎市では環境が違ったのかも知れません。

さてこのチケットは1万2千円ほどの季節販売すが、5日分あるのでそのまま普通列車の旅をすることもできるし、一日乗り放題を5人で利用する事も出来るというものらしいです。

ところが、ひょんなことからこの切符を使う事になったのはバーナードが宅急便で送ってきてくれた小包にそれが入っていたからです。


『青春18きっぷ』がこの箱に入っていた

それは、ある晩マカピーが午後の9時ころに寝床に入ったころ玄関のチャイムが鳴ったので、あわててパジャマのまま行くと宅急便の荷物が届けられたのでした。

はて、誰からでしょう?

宛名が細かい文字で分からないので、とりあえず開封けてみると先日両親と泊まっていったバーナードからでした。

どうやら四国を旅して高知で気に入った栗焼酎と文旦(ぶんたん)とユズ酢の入った箱を送り届けたというわけです。

中にあった封書のメモを見ると「年末年始も日本で過ごそうと思ったけど、急にバンコクにいる両親のところへ行くことにしたので切符が余っちゃったから使ってください」というものでした。

切符を確認するとバーナードは既に5日分のうち3日を使用していました。


クリスマスも終わったからこの飾りつけも片付けようかしら

という事は「マカピー夫婦でこれを使ってどこかへ行け」ってことですよ!

まさかこんな形で、初めての『青春18きっぷ』を利用する事になるとは!

マカピー妻は早速1日で行けるコースを調べ始めました。

先ず、マカピー妻の案で、美味しい海産物がある福島のいわき市が候補に挙がりました。しかし海岸通りとはいえ寒波の影響でダイヤが乱れる事が考えられますので却下。

次にマカピーが温暖な房総半島で水仙を見る旅にしようと提案。ところがマカピー妻は「そんな日向ぼっこの好きな年寄り的な発想じゃなくて、どーんと太平洋の荒波打ち寄せる『犬吠埼灯台』へ行こう!と変更したのです。

ところが、犬吠埼に行くには途中JR線でない事が分かり却下。

雪深い新潟、長野を避けて静岡県を目指してはどうかという事になりました。

で、マカピー妻の弟(つまり義弟)が今年春まで単身赴任していた静岡は「抜群に海の幸に恵まれた場所」だと聞いていたので早速、彼に連絡すると「ボク、仕事柄商業地区にしか行ったことないので観光巡りをしたことないんだ。役に立てずゴメン」というのでした。


マカピーの植えたカシワの木も大きくなってきました

それでも、なにやらヒントを得たマカピー妻はせっせと調べ上げたのでした。

そして、朝6時ころに我が家を出て一旦北上して、東北本線から東海道線の熱海まで行く「上野東京ライン普通熱海行き」に乗れば午前10時直前には沼津駅に到着するというプランを作成したのでした。

おお、3時間以上一本の列車に乗りっぱなしで熱海まで行くのですが、逆に乗り換えがなくてのんびり行けそうです。

果たして、どんな「冬の旅」になるかなあ?

『青春18きっぷ』の旅の後半は後日乞うご期待!

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。いつまでも青春だ!



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