疑われる行動か?!マカピーの日々 #1214
マカピーです。
スマホって気軽に写真が撮れるのでカメラを忘れました。
マカピーは海外勤務が長かったので、一時帰国した際に赴任国とはあまりに異なる日本の様子が改めて面白く感じるのでした。
マカピー妻:「アンタ、いい加減にしなさい。みっともないわよ」
マカピー:「だって日本の景色は日本でなくちゃ撮れないじゃない!」
マカピー妻:「何でそんなに撮る必要があるのよ。ずっーとスマホを持って撮り続けているじゃない。ストーカーみたいなものよ」
マカピー:「まあ、そういう趣味はないんで大丈夫」
風景だけでなく、地下鉄通路などのポスターもウイットがあったり、日本のものはパロディだったりとても面白いので、いつもの通りスマホで写真を撮っていたんです。
それで、そのまま改札口に向かうエスカレーターに乗ってもカシャカシャやっていて、「痴漢、盗撮に注意」というポスターを撮影して、「ムムッ?なんか変だぞ」気が付きました。
え、もしかしてマカピーって「盗撮」してって思われているのかな?
そうだ、このまま視線を昇るエスカレーターに移し、下から見上げたとします。
で、そこにミニスカートの女性がいたとするとマカピーは逮捕される恐れがあるのでしょうか?
ヤバーッ!
ドキドキしながらも、何気なくスマホをしまい込み、目だけで周辺にマカピーをとらえている防犯カメラがないかを探したのでした。
その後何事もなく日本滞在を終えたのでした。ヤレヤレ
それで思い出したのですが、東京の学生の頃の事です。
学校の先輩が下宿の二階で起業して、広い場所が必要と言うので世田谷の用賀のビルの3階にある3LDKに移り住んだのでした。
今では環境アセスメント関連の企業としては中堅になっている会社の黎明期でした。
今は先輩の後を継いだ同級生が社長をやっているので時々遊びに行きます。
ところが、当時はまだ仕事の量が少ないので先輩は寝室の一つを占有する部屋の面積分で貸してくれるというので移り住んだんです。
それまでは狛江市の元小田急電鉄独身寮だった4畳半風呂ナシ、トイレ共同の「石井荘」でしたから、ユニットバスがあるマンションに移るとは「出世」したようなもので嬉しかったのでした。
マカピーはその会社の土地利用図の色塗り作業や秋田県の火力発電所建設に関わるアセスメント調査員として松林の中にピット(堀切)を作る作業のアルバイトをしたりしたことがあります。
それも一年足らずの期間だったのは、休学して一年間の米国アイオワ州への酪農実習に行ってしまったからです。
帰国後も1か月ほどして用賀にいたのですが、神奈川県愛甲郡清川村という神奈川県で唯一の村にある養豚場に住みながら学校を卒業したのでした。
マンション時代に自然保護の活動もしている先輩は、全国に沢山の友達がいてマカピーもそれに同行して飯豊山にニホンカモシカの調査に同行したりしたものです。
カモシカ調査って山の中を歩いて、カモシカに会ったらどのカモシカであるか認識する必要があるんです。
でも、カモシカが名札を付けているわけでもないし、捕獲してから発信器を装着しているわけでもないのに遠くから双眼鏡で個体識別をしなくてはいけないのです。
その見分け方というのが「眼下腺」という目ヤニが垂れる筋の黒い部分を確認するのだそうです。
なんとカモシカのマーキングはこの眼下腺を樹木にこすりつけて行うんですね。
ですから、毛色や角だけでなく決め手は眼下腺の形だそうです。
長年個体調査を続けていないと個体識別は難しいですね!
カモシカは保護されている動物ですが、野生条件では雪崩に巻き込まれてしまって死亡するケースがあるそうです。
で、用賀のマンションでその双眼鏡を覗いたことがあるんです。
馬事公苑や東京農大のある桜が丘や弦巻(つるまき)方面は高台で用賀駅(東急田園都市線)近くは低くなっています。
ですから、夜になると丘の上のマンションに明かりがついている辺りを何気なく双眼鏡で見上げるように眺めて・・・その動きがピタッと止まりました。
なんと、そのマンションの最上階ちかくの一室で、風呂上りと思われる全裸の中年の女性が窓際まで出てきたのです。
彼女は大胆にも外の様子を見渡すと、おもむろに奥の部屋に消えて行ったのでした。
あれ、今のは幻想だったのかしら?って思える出来事でした。
確かに「覗き見」するのは犯罪と言われていますが、偶然の事ってありますよね。
一度味をしめて、その道の専門になった人もいるようですが、幸運にもマカピーはその方面を探求する事はありませんでした(笑)
「りかにかんむりをたださず」とは遠くから見たら、帽子を直している様子は果物を取ろうとしている動作に見えるから疑われるような事はしない事だ。って言うのが解説ですね。
いろんな趣味があるものですが、その行為で誰かが困ったり泣くようなことはしてはいけません!
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。盗撮じゃないよ!