人生は短し、されど想いは長し マカピーの日々 #1113
マカピーです。
何だ、このフレーズは?
毎日3項分Morning Pagesを自分に課しているマカピーなのですが、今日綴っている最中にフッと頭に浮かんだフレーズがこれでした。
「人生は短し、されど想いは長し」
ボクたちの人生はおそらく100年足らずで終わってしまうけど、「その人の考え悩む事は長く続く」という事なのかな?
では、マカピーの場合の悩みとは何を指しているのか?
それは、これから展開しようとしている「マレイシアでの事業資金」の事かと思い当たりました。
実はマレーシアのハナさんから電話がかかってきて、マカピーのマレーシア再入国時期が6月中旬に決まる感じになってきたんです。
急な展開です!
それから今夕には、事業計画と資金調達に関するビデオ会議が予定されているのです。
マカピーの事業では日本の会社登録もしていませんので、もしも公的な資金の支援を得ようとしたら、何を準備すべきかそしてどんなスキームがあるのか?と検討する事にあります。
マカピーが日本滞在中の現地の様子ですが、自己資金投入の限界と生産高による投資額回収が、生産者価格低迷で厳しい状況にあるんです。
一次生産物販売の利幅は薄い事に加えて、昨今の原料価格の下落で生産者である村人もそれを買い取るマカピー達の会社の収入減となっているのです。
そこでマカピーはハナさんと「経営の多角化」や「付加価値のある二次産品製造」を模索していて、原料の仲買人への販売よりも利幅が大きいだろうし、原料を輸出よりもむしろサバ州内での地産地消を目指すべきだとの協議しています。
ただしそうなると加工品製造での資機材購入の資金が必要となります。
まずは実験をして、それを利用した小規模プラントで生産物の加工ができれば状況が改善するので同時並行で販路に関する市場調査も必要となります。
そうなると、この事業を始める前にハジさんとも協議した事を思い出しました。
つまり自己資金で賄いきれなければ資金調達先では投資してくれるスポンサー探しが必要になります。
ハジさんは「果報は寝て待て」とばかり投資できそうな企業に声掛けしてその口銭(こうせん)を得る事、もしくは資本側の事業参画を考えていたようです。
マカピーは、スタートアップ資金提供が無いのであれば、自分で自己投資による「事業実体」を作り、そこからの利益を運転資金にして事業を展開しようと考えたのです。
走する事で、「誰かに運営を牛耳られてしまう」ような資本導入を恐れて、ハジさんの下を離れ唯一賛同してくれたハナさんと事業を開始しました。
ところが、自分たちが思い描いたような都合の良いような展開にはならず、更なる自己資金投入の限界があるのでした。
それでも、今ここで誰かの資本傘下に入って彼らにコントロールされてしまっては、マカピーの事業を信用して一緒に活動村人たちにとっても何のメリットもない事になります。
そうなんです、地場産業を作る事で村人の生計向上につながる事業をしたいと考えて始めたのに、簡単にギブアップしては元も子もありませんもの。
それにこのまま投資が全く回収できないままでは、情けないですものね。
小さくてもいいから少しでもキャピタルゲイン(利潤を生む)ができるようにすると起業したのですから諦める訳にはゆきません。
規模が大きくなれば薄利多売もありでしょうが、まだ昨年11月に開始されて40家族程が参加してくれても収穫量の増加がないのでした。
もしも新規事業の運転資金提供があったらならと考えながら「借りた資金は返却する」という大切な事に気付きました。
アララ・・・。
こうして「資金繰り」が頭の中を占拠してるのでした。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。先が見えないぞ。