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見ーつけちゃった! マカピーな日々#0940

マカピーです。ボルネオ島北部マレーシア国サバ州にいます。
フフフ、ついに見つけてしまったのでした!

皆さん、何だか気になります?

ヒント1:野生動物です。

ヒント2:総合運動場の池にいました。

ヒント3:これまでマカピーのnote記事に登場した事のない動物です。

ヒント4:ご近所にいると危険だと思います。

ヒント5:大きな口と歯を持っています。

さあ、何でしょう?

正解は・・・・ヒュードロドロドローン。

「ブアヤ」でした!

正解でしたか?

スミマセン、マレー語でした。日本語だと「ワニ」です。

「ナーンダ、珍しくもない」と考えたアナタ、ちょっと考えてい見てください。

ニシキヘビが逃げ出して大騒動している日本で、ワニが出たらどうなります?

そういえば、南アのダーバンの動物園に行ったら一時期日本のペットショップから逃げ出したとかで捕獲大作戦が展開された「ミナミジサイチョウ」という大型の肉食のアフリカの鳥が沢山いたんですが、普通にいる鳥だったので、訪れた人でその姿を注意深く見ているのはマカピー以外は誰もいませんでした。

それにしても、日本で捕獲されたあの大型の鳥はデビークという処理をされてたのをご存知でしょうか?

つまりくちばしの先っぽを切り落としてしまうという残酷なものです。

たしかに人を傷つけない処理ということですが彼らにとってはくちばしは命を支える大切な道具なのに!

日本では、野生動物が都会に現れると騒がれます。

だって、どんなに騒いでいても自分に被害が無ければ「お昼のワイドシヨウ」的な扱いで、他人事と大騒ぎをする様子を楽しむことができます。

マスコミもそれに乗じてニュース性のある話題をカバーする事だけに、しのぎを削っているような感じですものね。

鹿が逃げ出せば、大騒ぎ。
イノシシが暴れたら大騒ぎ。

どこのチャンネルも同じ放送ばかりで、スイッチをオフにするのでした。

で、皆さん、ご近所の総合運動場にワニがいたら問題でしょうか?

ちゃんと「警告版」があります。

だから「それ以上の事故は責任を負いかねます」という事も出来るかと思いますけど、被害があったらマレーシア国というか、ここのサバ州政府はどうするのかなあ?

日本みたいにテレビ局が急行するかしら?


総合運動場のウォーキングコースはとても静かな環境です

そうそう、マカピーがワニを見つけた状況はこんなだったんです。

散歩で総合運動場に来たマカピーはカワウソ家族を見かけた場所を通りながら「やっぱり会えないなあ」とガッカリしていたのですが、メジロのような小鳥を見かけた場所で「着生ラン」の写真を撮っていたんです。

ところが、そこのマホガニーの木を回り込んだとたんに、ボチャンボチャンと水に飛び込んだ生き物がいたんです。

これまで見た経験から「ビヤワック(オオミズトカゲ)かな?」と思ったんですが、彼らはもう少し静かに着水してヘビのように泳ぐのです。

マカピーは「ちょっと違うかな?」と思って池をのぞき込むと、トカゲと違うゴツゴツした背中が水中に入って行くのでした。

エ!の背中は違うぞ!


毎朝沢山の人が歩いていますけど、すぐそばにワニがいまーす!

一頭は水中にもぐってしまったのです。
オオミズトカゲだったら水に潜っても、すぐに水面近くをユラユラ泳いでゆくのですがこれは違いました。

よく見ると、もう一頭は近くにいました。
水面が光って良く分かりませんが、水面に鼻と目を出していました。

トカゲであれば、あれほど目と鼻が離れていません。
ワニはあの長い鋸歯を持っているんですから違うんですね。

ワニです!

おそらく体長1m以上ありました。

マカピーはその写真を撮ったのですが最近マカピーはiPhone8を購入して、それで撮影したのでその写真(証拠)を紹介できないのが残念です。

まだ写真をAndoroidスマホと共有できない状態が続いていてます(´;ω;`)、


やっぱりいるんですね!ワニが

マカピーは今朝も同じ場所に行って見ました。

そしたら、やはりワニらしきものが水に飛び込んだのでした。

マカピーは、岸の近くに佇んで近くの水面にワニが姿を現すのをジーッと待つことにしたのです。

ところが、いつまで待っても時々水面が揺れるだけで、何も現れませんでした。

さて、いつまで待つのかとぼんやりと考えていた時に、ある事を思い出したことがあり、背筋が冷たくなったのでした。

それは、ザンビアでの話である少女が水を怖がって決して水辺に近づかないというのです。

それは、彼女が以前川辺に住んでいた頃、姉の二人で川辺にゆき水を汲みに行ったところいきなりワニが姉を咥えてみずに引きずり込んでしまったのを見て以来、トラウマになってしまったのでした。


これはビヤワックが泳いでいる様子


マカピーは「ワニ」がいるという事はおそらく、野生のワニがどこかで産卵して、孵化させたからここまで育っているのが自然だと思い当たりました。

という事は、昨日から見ているワニより大きな親ワニがこの池にいるのじゃないかしら?って思い当たりました。

すると・・・もしかして水辺でのんびりしていると巨大な人食いワニが襲い掛かり、彼らの朝食となりえるかも・・・。

ワニは水中から岸辺の様子をうかがい知ることができるのですよ!

マカピーは、ソーッとその場を離れてウォーキングする人の群れに戻って行きました。

人とこんな近くに野生のワニがいるってちょっとスリリングですよね。


これは少し離れた市立モスク近くの湿地帯の「ワニ注意」看板

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。彼らには「ワタシは美味しくない」というTシャツを着ていても分かってもらえなそう!(笑)






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マカピー
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