お、その波紋は? マカピーな日々#0819
マカピーです。
コタキナバル(KK)に来て驚いたのはその自然の豊かさでした。
マカピーのKK滞在も2週間以上になり、毎朝の散歩はLikas湾を中心にあちこちに伸びています。
今朝は、明日の『5㎞ Fun Run』が気になり、もしかして登録ができるかも?なんて思って開催場所の総合運動場に行って見ました。
やはり、いくらなんでも朝の6時半から施設が開いているわけがなく。ぶらぶら施設の中に入って行くとスイミングプールでのチケット売り場なども確認することができましたが、明日の開催に関しては何もありませんでした。
じゃあ、明日は朝の5時半までに会場に行って見よう!
と心に決めて、散歩・ジョギングコースを歩くことにし多くの人の群れに合流したのです。
するとその道路から大きな池の湖面を進む黒いシルエットとその波紋が見えました!
もしかして、ワニ?
いやいやずいぶん小さな頭だなあ。そうかビヤワック(ミズオオトカゲ)のようです!
おそらく体長100㎝から150㎝のビヤワックを想像できたのは、以前サバに滞在していたKudat(クダット)でビヤワックを沢山見ていたからでした。
しかもある地元中華料理店では、このビヤワックを「龍の肉」と称して料理していたのです。
店の裏庭で大きなカナダライに後ろ手に縛られたビヤワックが数頭入っていてそこに、上から熱湯をかけると苦し紛れにビヤワックが飛び出す光景が今でも思い出されるのでした。
その後、ビヤワックの皮がズル剥けになりその白い肉が大きなスープ皿に盛りつけられる様子をマカピーは息を殺してみていたのでした。
さて、数頭のビヤワックが泳いでいたのを確認して「今日は珍しいものが見られた」と喜んでいたのですが、次にもっと驚く光景に出くわしたのです。
そうです。カワウソです。
散歩コースに野生のカワウソが集団で捕食活動をしていて、魚をムシャムシャ食べているのでした!
サバ州のカワウソって、どんなんかな?と調べてみると人によっては東海岸側に行ったり国立公園まで足を延ばしたりするようなのです。
でも、あーらこんな近くにいるんじゃない!!!
ボルネオ島のサバ州は、かつては日本へのラワン材の輸出で栄えたのですが資源が枯渇してしまい原生林は州内にもほとんど存在していないのでした。
森を追われた「オラン・ウータン(森の人)」や沢山の野生動物がその犠牲となっています。
それが絶滅危惧種が残るサバでは、今では彼らが観光の目玉になっているのですから皮肉なものです。
残された自然とうまく付き合いながら産業開発する必要があると感じるマカピーでした。
マカピーの考えるエコツーリズムには、住民のいる近くの「里山」的な紹介で地域と共生する環境にやさしい観光なんです!
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。『マカピー観光』をやろう!(笑)
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