考えが煮詰ったら体を動かそう!やっぱり嬉しい! マカピーの日々 ♯1492
マカピーです。
ハナマスレストランの挑戦中でいろいろ考えます。
朝の散歩中、そして帰宅するランやレンを送って行くときにマカピーは近所の人気店「ルンプン」の人出が気になるんです。
ルンプンにはいつも引きも切らずに客が入っています。
インド系の人の経営するレストランですがメニュー的にはハナマスレストランと比べてもそう大して変わりません。
そもそもうちのシェフのランはそこで働いていた経験者なのです。
更にマカピーは考えます。
あんな風に朝から客の入るお店になるにはどうしたらいいのかな?
どうしたら沢山お客さんに来てもらえ増収になるのか?
毎日のように仕入れで走り回っても、利益の出ないレストラン事業にどうしたら儲けられるか?という考えばかりが頭を占めるようになっていた感じがします。
そんな中で「なんかおかしいぞ」という声がどこかから聞こえます。
これってマカピーが求めていた事業なのかな?
確かに思っていなかった展開でレストラン事業に参入したんだけどもっと別の夢があったはずだよなあ。
そうだよ、焦らないでもっと楽しくやるつもりだったんだよなあ。
投資分を早く回収しなくちゃいけない、どうしてうまく行かないのだろう?
そんな事が頭の中を渦巻いていたのです。
そんな先日の晩、ハナさんの地元ビサヤ仲間のセレサ夫妻が来てくれました。
マカピーも会話に加わり、地元で家具店を経営する夫のエレンに自己紹介しました。
彼はクアラルンプール出身の中華系です。
テニスが好きなので、この町にテニスをする仲間がいるからとマカピーを誘ってくれました。
短パン姿の彼の膝を見ると縦に大きな手術の後があります。
「どうしたの? テニスのし過ぎ?」
「そうそう、でも毎日スポーツで汗をかかないとやってられないんだ」
「ボクも毎朝散歩はしてるけどね」
「それじゃあ準備運動は出来ているようなものだ。ラケットは貸してあげるから一緒にやろう!」
エレンは奥さんのセレサに仕事を任せているので余裕なのかしら?
ハナさんに「友達作りに行って来たらいいよ!」と勧められて行ってみる事にしました。
まずエレンとセレサの家具屋さんに行き、その後エレンの車についてテニスコートへ向かいました。
「ああ、こんな所にあったんだ」
いつも通る道路のかたわらにサッカーピッチがあるのですが、その奥にテニスコートが2面あったのです。
ハードコートでかなり昔から市の運動施設としてあるのだそうです。
紹介してくれる人が10人ほどいて名前が覚えられませんでしたが、皆さん快く受け入れてくれるようでした。
へー、日本人なんだ。
ここに住んで長いの?
え、レストランやってるの? 寿司とかあるの?
休んでいると色々声をかけてくれます。
プレイに関してはいきなりやると翌日立ち上がれなくなると困るので二日間はウオーミングアップの打ち合いだけにしておきました。
皆さんとっても上手ですね!
ちょっと年配の人がいて女性のコーチをしているという事でしたが、ビサヤだというのです。
本人に聞いてみると「ボクはサンボアンガで生まれたけどずっとこの町で育っているしマレーシア人だよ!」と言うのです。
彼は何とマカピーと同じ年生まれでしかも1か月違うだけでした。
彼はさすがに指導者だけあって誰とでもプレイできる能力があるのが直ぐに分かりました。
その彼がエレンを指して「彼はテニスがしたくて、ひざに人工関節を入れているんだ!みんなテニスが好きなんだよね」とも。
かくいうマカピーはどのくらいの経験者なのかと聞かれました。
幾年もやっていたけどダブルスをワイワイ楽しむファミリーテニス程度。
えーと、前回テニスをしたのは何時の事だっけ? 3年ほど前の南アフリカのプレトリアでやったのが最後だったかしら?
まあシリアスになり過ぎず良い汗をかければそれでいいとしましょう。
その話を聞いていた中華系の女性が「え、マカピーは来月7月の誕生日なの? 私は4日よ!」と割り込んできました。
「お、米国の建国記念日だね!」「そうなのよ!」
「マカピーは7月14日でパリ祭だからフランスだね!」「まあそうなの!」
「7月に一緒に誕生日を祝おう!」「そうしましょう!」と笑い合いました。
そうだ、こうした何気ない会話をした事が無かったことにマカピーは気が付きました。
仕事に「煮詰まって」しまっている時に気分転換をする朝散歩もいいですが、こうして仕事を離れた誰かと会って話をしたり運動をするってとっても新鮮に感じられたのです。
汗ぐっしょりになって店に戻って来てシャワーを浴びると、元気が回復し思い悩んでいた事が軽くなるのが感じられるのでした。
そういえばカンボジアでは仕事で尋ねた事務所にいた日本人の方から「ラグビー」に誘われました。
マカピー長男が英国でラグビーをやっていて興味があると伝えると、じゃあやりましょうという事になったんです。
もちろん本格的なものではなくコンタクトのない「タッチラグビー」と言うものでしたが、フットサルのコートで練習をやった時は息も絶え絶えになり目が回ったのを思い出しました。
次第にゲームが分かってきて楽しくなるのには数カ月を要しましたけど(笑)
オフでの飲み会もあり、スポーツ談義や楽しめました。
そうなんです、もっともっと自分自身が楽しまなくっちゃね!
誘ってくれたエレンそれから行くのを勧めてくれたハナさんに「ありがとう!」
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。やっぱり体を動かそう!
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