おはよう! マカピーの日々 #1277
マカピーです。
朝の挨拶は気持ち良くします。
マレイシアでの朝の挨拶といえばスラマット·パギが良く知られていますね。
その後にアパ·カバール？元氣ですか?となります。
もちろんバリエーションは沢山あり、例に上げた教科書に出てくるような挨拶はむしろ珍しいでしょう。
しかも田舎であればまだしも、現代にあっては都会の人、特に若者層は挨拶しない傾向にあるとマカピーは見ています。
でもレストランで働くスタッフがこれではマズイ!
お客様に笑顔で、おはようございます。いい天気ですね。今日は何にしますか?
それが無表情でテーブルに来て、ボソッっとマカン食べるの? ミヌン飲むの?
これではお客さんも喜んで来てくれないよね。
日本の飲食店のスタッフが異常にテンション高く、半ばやけっぱち的に元氣ハツラツで来られるとマカピーも引きます。
喜んで！
オイオイ大丈夫かい? 注文内容忘れちゃったりして（笑）
それは従業員の開業前ルーチンで発声練習のように繰り返すのでした。
いらっしゃいませ。
おはようございます!
承知しました!
ありがとうございます!
申し訳ありません!
またおこしください!
とみんなで大きな声で復唱しています。
飲食店だけでなくデパートでもスーパーマーケットでも同様かと思います。
これって先ず最初は自分でエンジンをかけ、口をなめらかにして対応しやすく準備するわけですね。
マカピーもスタッフに伝えました。
お客様が来たら笑顔で挨拶しましょう!
その前に働く仲間にもちゃんと挨拶しよう。
スラマット·パギ
アパ·マチャム
何でも良いから笑顔で挨拶だね!
そこにサリが来て教えてくれました。
え、以前働いていたお店では私語禁止だったの?
しかもお客様と会話しちゃいけなかったんだ!
腕を組んでじっと客待ちするって、ここに来たスタッフは全員そういう経営方針の店で働いていたんだ!
ヤレヤレ
でもこれからは違うよ!
みんなでここに来てくれるお客様に気持ち良くすごしてもらうんだから。
それが必要無いお客様は、デリバリーサービスで食べ物だけあればOKなんだから、そもそもお店に来ないんだよ。
お客様がうちの店に来たら、自分の家に居るような気持ちになって欲しいんだ。
分かるよね?
あれ、アンディがいないけどどうしたの?
出勤簿を見たら、初日しか来てないじゃないか？
サリがさっき電話で、子供の事で午後3時から来るって?
4つの家庭を掛け持ちして18人の子供がいれば、問題が起きないほうが不思議です。
腕は良いシェフながら今後も極端に労働時間の制限がありそうです。
ハナさんと相談して、やっぱり辞めてもらう事にしました。
せっかく日本料理ができる人が見つかったのに残念です。
ハナさんの親戚のカリンガが紹介してくれたカイも奥さんの病気で入院したのでしばらく今の場所から離れられないと連絡ありました。
ともかく店をみんなで盛り上げよう!
サバ州で一番のレストランのめざして
マカピーでした。
最後までお読み頂き感謝します。毎日いろいろな事が起こります（笑）
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