ふ~ん、そういう事なのね マカピーの日々 ♯1600
割引あり
マカピーです。
フィリピンのイザベラ州とイフガオ州にまたがって活動するハナさんの臨時クリニックに変化が訪れました。
(写真はフローレンスが所有するイフガオ伝統的家屋で構造に釘を使っていない)
一昨日の救急車事件でバランガイキャプテン(村長)が調査に来た事は既にお話しした通りです。
今朝は日曜日にも関わらず、痔疾青年がやって来てマカピーが理学療法器具でブローしたのでした。
朝6時半でした。
核心の肛門を集中的に低温ブローします。
おお、イボ痔がどんどん小さくなってるよ!
疑っていた訳ではありませんが、その目覚ましい効果にマカピー自身が驚いています。
良かった、快方に向かっています(笑)
マカピーもかつて痔疾で苦しんだ一人ですから他人事と思えなかったのです。
施療が終わったので昨夜も帰りが午後11時と遅くなり眠っていたハナさんを起こして患者さんに指示を出してもらいました。
マカピーは朝食の準備に取り掛かっていると、誰かがハリー叔父宅を訪問したのです。
どうやら患者さんではなさそうです。
かっぷくの良い中年男性を認めると、ハナさんは患者さんに「ちょっと待ってください」と行ってポーチに出てゆきました。
何だか男性が一方的にハナさんに伝える形で、来客は帰って行きました。
戻って来たハナさんの浮かない顔付きにマカピーは尋ねました。
「誰だったの?」
「キャプテン(村長)」
「で、村の決定事項が伝えられたってわけ?」
「そう。 もうこの家で患者を診ることは許されないって。 ふーっ。 だから今後ここに来る患者にはアギナルドのフローレンスのガソリンスタンドに行くように言ってね」
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