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オリジナルはこっち? マカピーの日々#1027

マカピーです。
食事をとっていると足元に猫がまとわりつくのでした。
(表紙の写真は南ア・ダーバンの海岸にいたネコです)

ホームステイというマレーシアの「民宿」から活動するようになって2週間経ちました。

昨日は海辺で村人家族総出の作業に加わり疲れて帰ってきました。
しかも性懲りもなく、アガス(サンドフライ)の攻撃でまたもや体中が痒く困っているのでした。

で今日は月曜日。
マカピーはルーチンワークになっているMorning Pageを書いた後、午前6時15分頃から約1時間半海岸への散歩をし、朝食を取りながらハナさんと予定を打合せをすることにしました。

一昨日、期待していた注文がこれまでの交渉から一転して反故になってしまいました。

今朝も、てきぱきこなそうと思っていた予定もうまく連絡が取れなったり

「まあ、そんな時もあるかなあ」

時々激しいスコールがあるし、こんな日は無理して動かないほうがいいんだろうね。

とノートの整理をしたり、日本への報告をしたりメールをチェクして過ごすことになったわけです。

これはロビンの家のネコ、実にゆったりしています

ここのホームステイには廊下の奥突きに広いキッチンがあり自炊ができます。

電気炊飯器も冷蔵庫もガスレンジもあり、無料で使っていいのでもっぱらマカピー達がその機能を使っています。

若い人たちはお湯を沸かしてインスタントヌードルやインスタントコーヒーを飲んだりする利用なので湯沸かしポットがあれば事足りてしまいます。

ところが長期戦のマカピー達にとっては外食ばかりしているわけには行かないし、栄養も偏る事から自炊をすることにして食材を買って来ます。

どうしても土地柄で魚が中心ですが、ハナさんは料理が大好きということでサッサと油ものなどもこなしてして美味しいのでした。

今朝もマカピーが散歩の後でマンディ(シャワー)を浴びていると、昨日村のオバチャンから買い求めたパキスとよばれるゼンマイのようなものとアジとイワシの中間サイズくらいの魚を揚げる作業をキッチンでしながら何やらしゃべっているのでした。


これもロビンのネコですが見事にボブになってます

どうやら朝食づくりをしながらビデオ通話をしているのです。

しゃべっているのがタガログ語なので相手がフィリピン人であると分かりました。
マカピーもスマホ画面にむかって挨拶をします。

時々連絡をくれる四十歳代の女性はかつて、彼女がフィリピンでクリニックを開いていた際にあまりに多忙なので、食事の面倒を見てくれた方だったそうです。

彼女の旦那氏が患者で、お世話になったと食事の面倒を見るようになったとか。

お互い作業をしながらピーチクパーチクと小鳥のように話しては爆笑していました。


こんな感じですね!

キッチンには換気扇もあるのですが故障していて使えません。ルーバーのある窓を開けるのよりは油ものをするときはドアをあけ放ちます。

すると、魚の匂いを嗅ぎつけて猫がやってくるのでした。
特にテーブルに腰掛け食べ始めると、そのオネダリが激しくなりニャーニャーと足元にまとわりついて大変なのです。

若いオス猫できれいなニシキヘビのような毛の模様をしています。
実はもう一匹白黒毛のネコがいるのですが、こちらは決して家の中を覗き込むだけで入ってきません。

ニシキの毛並みは若い事もあってとても滑らかです。
試しに首の後ろを持って吊るし上げると、後肢をダラリとしていました。


授乳の疲れか良く寝てます。こちらまで眠くなります

それをハナさんに見せながら

マカピー:「日本ではこうして持ち上げて後肢を引き寄せるネコはネズミを捕るのが上手だっていわれているんだよ」
ハナ:「へー、初めて聞いたわ。じゃあこのネコはダメなネコってわけ?」
マカピー:「本当かどうかは分からない。でもこうして人に取り入るのが上手なネコではあるらしいね」

ニシキの尻尾はいわゆる「鍵尾」です。しかも完全に一回転しちゃてます。

実はマレーシアに来て思ったのですが、こうした「鍵尾」英語で言うボブ・テイルが多いのでした。

日本のネコにも鍵尾が多いので、日本のネコの遺伝的なものなのかなあって思っていたのです。

それが、日本から東南アジアに来た・・・。

うん?そういう流れは実は多くないはずってマカピーは気付いたのです。

先日投稿した「因幡の白兎」と「カンチル」の件でもそうですが日本へは西から文化や物流が行き着くところといったイメージがあり、それに逆行する事になります。

で、鍵尾の事を調べると以下の事が分かりました。

なんと鍵尾のネコのオリジナルはマレーシアやインドネシアだったんです。それが交易船のネズミ被害対策で乗せられ海を渡って日本にやって来たらしいという事なんですね。

ニシキ、ほら魚の頭をあげよう!
それで、お前のその鍵尾で「幸運の鍵穴」を探し出して開けておくれよ!

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。「招き猫のフィギュア」はマレーシアのいたるところにあふれています!

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