オスって? マカピーの日々 #1397
マカピーです。
セブンイレブンに行くと入口に「Tolak」って表示されていました。
マレーシアといってもマカピーのいる近所のセブンイレブンは自動ドアではありません。
そして「Tolak(トラ)」って「押す」って言う事なので、ドアを押して入ってくれって言う意味です。
日本にいるとどこへ行っても自動ドアがありますね。
コンビニだけでなくファミリーレストランも大概そうです。
で、思ったんですがあれって本当に必要なんでしょうかね?
確かに押し戻される力が大きなドアだと車椅子に乗っている人などは困るかも知れませんね。
もちろんマカピーのハマナスレストランには自動ドアがありません。
というより、ドアそのものが無いんです。
毎朝シャッターを巻き上げると、ドーンと店内が見えます。
天井から扇風機がクルクル回っていますが、基本的は道路からもろオープンな環境なんです!
ですから、エアコンもありません。
居抜き物件だったのですけど、そもそもエアコン対応の店内デザインに作っていなかったんですね。
毎日、日中は気温が30℃以上になりますからジッとしていると汗が流れ出てきますので天井の扇風機は必要です。
近くの大きなスーパーマーケットでは出入口にエアーカーテンを入れて内部の冷房が逃げないようにしていますが、そもそも店内はそれほど寒くはありません。
日本のスーパーマーケットなどは商品が傷まないようになのか、異常に低温にしている感じがしたものです。
あそこまでやる必要があるのかしら?
日本では無駄なことにエネルギーを費やしているような社会があるのかもしれません。
もちろん、マレーシアの公的な事務所に行くとほとんどだれもいない部屋でもエアコン全開で、マカピーも寒く感じる事があります。
庶民的な感覚が失われているのは「事務所の光熱費」は自分の負担ではないというマレーシアながら「親方日の丸」的な無責任さがあるように感じます(笑)
少しの便利さとの引き換えに私たちは何を失っているのでしょうか?
コンビニのドアを押し開けながらマカピーはフッとそんなことを考えました。
常夏の国で海辺に行って木陰のハンモックに揺られる時にエアコンが必用でしょうか?
他方、暑さで寝苦しくて困る時はエアコンが欲しいかもしれません。
ボクたちは「足るを知る」シンプルな生活を求めるべきだろうなって思いませんか?
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ですってよ。